【東京モーターショー2004】いすゞ「世界のメジャープレーヤーに向けて」

2004.11.04 自動車ニュース

【東京モーターショー2004】いすゞ「世界のメジャープレーヤーに向けて」

2004年11月2日のプレスデイで幕を開けた第38回東京モーターショー。商用車ショーで本領を発揮する(?)のが、コマーシャルビークルを柱とするメーカーたちだ。なかでもいすゞ自動車は、世界市場へ打って出るという気迫に満ちていた。

■グローバル競争の先頭集団に復帰

トラック、バスやそのエンジンなど“働くクルマ”に傾注しているいすゞ自動車。井田義則社長は、2002年に策定した経営再建のための「新3カ年計画」により、前期決算の営業利益で過去最高益の845億円を達成、「いすゞはようやくいま、グローバル競争の先頭集団に戻ってくることができました」と高らかに宣言し、商用における世界市場でトップを目指すと述べた。

その中核をなすのが、トラックとディーゼルエンジンだ。世界23カ国でトラックのシェアナンバー1。アジア、特にタイでは商用車シェアで21年連続首位、同ピックアップトラックで8年連続トップを守っているという。
今回は、そのタイでフルモデルチェンジされたピックアップ「D-MAX」や、経済性、信頼耐久性、快適性を融合させたという新ディーゼルユニットなどを参考出品した。

また、「いすゞのシェアホルダーであるとともに、売上の約2割を担う最大のカスタマー」(井田社長)である自動車最大手ゼネラルモーターズ(GM)との関係については、いすゞはGMグループ内でディーゼルエンジン開発を担う重要な一翼であること、両社の合弁会社2社の生産累計が150万基を超えていることを述べた。

同社が掲げるテーマ「プロフェッショナル・パートナー」では、ハード、ソフト両面からビジネスをサポートすることが謳われる。
ソフトの面では、安全で経済的なドライブを教えるセミナー、商用車用のテレマティクス「みまもりくんオンラインサービス」、24時間体制で出張修理する「オハヤクサービス」といったサービスを展開していると語った。

創立は昭和12年、ルーツは大正5年の東京石川島造船所/東京瓦斯電気工業にまで遡れる歴史あるメーカーは、GMグループの利を活かしながら復活を遂げたようだ。

(webCG 有吉)

いすゞ自動車:
http://www.isuzu.co.jp/

 

いすゞ自動車の井田義則社長(右)の後ろには、トラックの福祉車両「ギガマックストラクタAC(アクティブキャブ)」。リモコンでドアを開け、リフトに車椅子を固定、上がりきったら90度回転し乗車完了となる。
 

海外生産のピックアップ「D-MAX」。2004年10月にタイで発売されたもの。
 

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