ホットハッチなんて要らないでしょ? (前口上) - 02


月刊webCGセレクション2006年2月号

ホットハッチなんて要らないでしょ?















ホットハッチ市場が盛り上がっている

そんな走りの性能に、それこそファンカーゴなどが先鞭をつけた、背の高いコンパクトカーの特徴である優れた使い勝手が加わったら、確かに既存のホットハッチなんてカテゴリーは不要だ。ラクティスのこの売れ方からすると、案外それも現実味をもって考えられるかも……と思ったら、何でもここのところホットハッチの市場は、ここに来てにわかに盛り上がってきているというじゃないか!

本当かいな? と、思ってしまうところだが、これは昨年末に「ポロGTI」のプレス向け試乗会の場にてフォルクスワーゲンジャパンの方が言っていたこと。特に輸入車の世界ではそれは事実で、「ゴルフGTI」は依然大人気だし、全グレードがホットハッチと言えないこともないミニは車名別販売台数で3位に入るほど売れている。さらに日本車まで視野を広げてみても、スズキが登場させた「スイフトスポーツ」は高評価をもって迎えられ、「日産マーチ」に「12SR」というホットモデルが設定されるなど、やはりそんな流れを感じないこともないのだ、確かに。

そんなわけで、今回はラクティス人気をきっかけに、当世流ホットハッチ事情などを探ってみようと考えた。登場するのは上に挙げた中から日本代表のスイフトスポーツ、輸入ホットハッチ市場拡大の立役者であるミニの最新モデル、「クーパーSチェックメイト」、そこに挑むポロGTIに、ラクティスGの4台。ちなみにトランスミッションは、スイフトスポーツとポロGTIが5段MT、ミニクーパーSがパドル付き6段AT、そしてラクティスが上記の通り、パドル付きCVTである。

さて、ラクティスは古き佳きホットハッチたちに引導を渡してしまうほどの実力の持ち主なのか、それとも新鋭ホットハッチ達は、やはりコレじゃなくてはという楽しさを味わわせてくれるのか。早速、確かめてみることにしよう。

(文=島下泰久/写真=高橋信宏/2006年2月)




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