水素でもガソリンでも走る「マツダRX-8」、公道実験へ

2004.10.29 自動車ニュース
 

水素でもガソリンでも走る「マツダRX-8」、公道実験へ

マツダは、世界唯一の現行ロータリーエンジンモデル「RX-8」をベースに、ガソリンに加えて水素でも走行可能な「デュアルフューエルシステム」を搭載した実験車を開発。ナンバープレートを取得し、公道での走行試験を始めると、2004年10月27日に発表した。

 

「RX-8水素ロータリーエンジン車」は、市販モデル「RX-8」に積まれるロータリーユニット「RENESIS」を、デュアルフューエルシステム用に変更したもの。ローターハウジングの電子制御水素ガスインジェクターで水素を直接噴射する方式を採る。

運転席に設けられたスイッチの切り替えにより、水素/ガソリンと燃料を選べる仕組みだ。

水素は350気圧の高圧ガスタンク(74リッター)に充填。ガソリンタンク容量は61リッターとノーマル車と同じで、4人の乗車定員も変わらない。

同車のメリットは、CO2(二酸化炭素)排出量ゼロ、NOx(窒素酸化物)もほとんど発生しない優れた環境性能を持つ水素を燃料としながら、ガソリンも利用することでインフラが整っていない状態でも走行できるということ。
加えて、既存のエンジン部品や生産設備などを活用できるため、低コストで実用化できるということもポイントだ。

今後は、データ収集や公道における実用性能の把握などを目的に公道走行試験を実施。2年以内に官公庁、企業向けリース販売の開始を目指すという。

(webCG 有吉)

 

マツダ「RX-8」:
http://www.rx-8.mazda.co.jp/

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