「エンジンルーム内のカバーは何のため?」

2004.10.21 クルマ生活Q&A エンジン

「エンジンルーム内のカバーは何のため?」

最近のクルマのエンジンルームに、カバーのようなものが多く見られますが、あれは何のためでしょうか? 見た目のためでしょうか。それとも何か考えられているのでしょうか。私はカバーがない方が、放熱などにはいいように思いますが。教えてください。(TNさん)

お答えします。そうなんですね。最近はたいていのエンジンにカバーがかけられています。スッキリとデザインされたカバーには、主に2つの意味があります。

1つは単純に“ボロ隠し”です。このカバーを外すとエンジンが目に飛び込んできます。エンジンには様々なエミッションコントロールのバルブや、インジェクターの電装関係の配線などが、ゴチャゴチャと張りめぐらされています。汚いエンジンを隠して、見栄えを良くしているのですね。

2つ目は静粛性です。カバーに使われている素材の「エンプラ(エンジニアリング・プラスチック)」は、振動を吸収し消音する作用があります。すこし高価なクルマのエンジンに、しっかりと全体にわたって装着されているのは音消しのためです。
もちろんプラスチックですから、放熱性は良くありません。しかし、本来の冷却装置で過熱を防ぐことは十分できますし、空気の流れもあるので熱がこもることはありません。

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