復権を目指せ! セダンのなにが悪いんだ!? (前口上) - 02


月刊webCGセレクション2006年3月号

復権を目指せ! セダンのなにが悪いんだ!?















次世代のスタンダードは……

しかし、そんな中でも、各メーカーはセダンのニューモデルを続々と投入している。直近では「トヨタ・カムリ」、そして「日産ブルーバードシルフィ」が登場して、いずれも立ち上がりは悪くないようだ。

そこで今回は、これを機会にもう一度セダンじゃダメなのか、考えてみたい。セダンには、ミニバンやSUVではなく、敢えてそれを選ばせる魅力が本当に無いのか、それとも実はあるのか。あるいは、やっぱりミニバンやSUVには、セダンには無いセールスポイントが揃うのか。

それらを検証するために今回連れ出したのは、まずすっかり過去のセダンの位置を奪ったミニバンから、登場するや驚異的な受注を集めた「トヨタ・エスティマ」を。続いては、輸入プレミアムブランド勢の参入でマーケットが再び活性化されてきたSUVから、こちらも好調な「三菱アウトランダー」を用意した。特にこのアウトランダーは、3列シート7人乗りを実現している点も注目だ。 さらに、そうした世のミニバン化の流れとは関係なくセダンが売れている輸入車の中から用意したのが、メルセデス・ベンツの新顔「Bクラス」である。ご存知の通り、Bクラスは一般的なコンパクトカーではなく、どちらかと言えばミニバン寄りなキャラクターを持つが、立ち上がりの受注は予想を上回るほどだという。そして最後がセダン。連れ出したのは、これぞ今の日本のセダンと言うべき、日産ブルーバード・シルフィである。

果たしてセダンは復権できるのか、それともミニバンの隆盛は続くのか? 次世代のスタンダードを探ってみよう。

(文=島下泰久/写真=高橋信宏/2006年3月)




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