WRCコルシカ、シトロエン&ロウブが母国でチャンピオンに!【WRC 04】

2004.10.18 自動車ニュース

【WRC 04】WRCコルシカ、シトロエン&ロウブが母国でチャンピオンに!

世界ラリー選手権(WRC)第14戦ツール・ド・コルスが、2004年10月15日から17日まで、フランスはコルシカ島のアスファルトを舞台に行われた。この週末好調だったフォードのマルコ・マルティンが、3月の第3戦メキシコ以来となる今シーズン2勝目を飾った。

2位にシトロエンのセバスチャン・ロウブが入ったことにより、2戦を残して2004年のドライバーズタイトルが確定。ロウブは、1994年のディディエ・オリオール以来のフレンチ・チャンプとなった。

そしてロウブのチームメイト、カルロス・サインツが3位でゴールしたことにより、シトロエンは2年連続マニュファクチャラーズタイトルを獲得した。

■ロウブ、昨年の雪辱を晴らす

山岳のツイスティなターマック路で知られるツール・ド・コルス。今年は、ポイントリーダーのロウブが4位以上でゴールすればタイトル決定という状況でWRC一群がやってきた。

初日から速さを見せつけたのがフォード勢。第1レグは1位フランソワ・デュヴァル、2位マルティン、第2レグではマルティンが逆転しつつも1-2態勢を維持し最終の第3レグに臨んだ

フォードの好調を見てとったロウブは、無理をせず、しかし3位という好位置をキープしながら虎視眈々とラリーを進めた。4位にはチームメイトのサインツが控えており、またドライバーズランキング2位につけるスバルのペター・ソルベルグの不調にも助けられた。

フォード1-2の一角が、第3レグの序盤で崩れた。デュヴァル駆る「フォーカスRS WRC」のエンジンがブローし、若きベルギー人はリタイアせざるを得なかったのだ。

これでロウブは2位にポジションアップしそのままゴール。堂々とタイトルを手中に収めたのだった。

ロウブにとって、昨2003年は涙を呑んだ年。最終戦ラリーGB、ロウブはソルベルグとの栄冠争奪戦を諦め、シトロエンのマニュファクチャラーズタイトル獲得のためチームプレイに徹した。結果、ソルベルグにわずか1点差で王者の座を奪われた。

その雪辱を晴らさんと奮起した2004年、ロウブはシーズン中盤まで5勝をあげ優位な立場を形成。その後は4連続2位などでそのポジションを堅持し、2戦を残して念願のチャンピオンに輝いた。

次戦は10月29-31日にスペインで開かれる。

■PCWRC、タイトル争いは最終戦へ

併催されたプロダクションカー世界ラリー選手権(PCWRC)第6戦では、三菱のザビエル・ポンスが優勝。2位ナイオール・マクシェア、3位アリスター・マクレーとスバルが2-3位で終えた。
新井敏弘(スバル)は、ポイントリーダーのヤニ・パーソネン(三菱)らと同じでこのイベントをスキップした。

ランキングトップのパーソネン(29点)、2位ポンス(27点)、3位マクシェア(27点)、4位マクレー(26点)、5位新井(20点)までが、11月12-14日の最終戦オーストラリアでタイトルを狙える位置につけている。

(webCG 有吉)

WRCコルシカ、シトロエン&ロウブが母国でチャンピオンに!

3月のメキシコ以来の優勝に喜ぶマルティンほかフォードのチームクルーたち。(写真=フォード)

WRCコルシカ、シトロエン&ロウブが母国でチャンピオンに!

2位でゴールし、念願の初タイトルを獲得したシトロエンのセバスチャン・ロウブ(右)。(写真=シトロエン)

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