「新車なのに塗装不良?」

2004.10.09 クルマ生活Q&A ボディ

「新車なのに塗装不良?」

はじめまして。今年の3月末に、アルピンホワイトの「BMW 320iM-Sport」を新車で購入しました。ところが最近になって気付いたのですが、洗車した後に見てみると、右後ろドア全体とフェンダーの部分が、色褪せた感じになっていました。さらに右後ろのドアだけ閉まり方が他の3枚と比べると明らかにおかしいです。
事情により、ほとんどクルマに乗っておらず、車庫保管したままだったので、走行距離は1500kmです。この塗装不良、おそらく納車した時から既におかしくなっていたと思うのですが、こういうことはどうして起こるのでしょうか? BMWの方でちゃんと品質管理していないのでしょうか?
ディーラーは「塗装します」と言っていますが、納車したクルマに、本当に何が起きていたのかはうやむやな状態です。ディーラーで、事故車の可能性がある車を納車する事があり得るのでしょうか?(TOさん)

お答えします。正規輸入されたクルマは、陸揚げ後、ディーラーに納品される前に、メーカーでPDI(Pre Delivery Inspection)と呼ばれる納車前点検を徹底的に受けます。ここで様々な不具合を直すのです。

輸入車は人が運転して船に積み込まれ、揺られながら運ばれてきます。そのために細かなキズや凹みが生じることがあります。その場合は日本で再塗装をするわけです。部分的な板金塗装をしますので、よほど上手な塗装職人であっても時間が経つにつれて色が変わってしまいます。

補修する部分はドアだけであっても、ドア側の側面全体を塗装することによって、できるかぎり目立たなくします。ドアの閉まりが悪くなるほどの事故を起こしたクルマを板金して新車として売ることは、なかなか考えにくいのですが、われわれにもそのあたりはわからないのが実情です。

新車で買ったにもかかわらず、部分的に補修されていたことは精神的にはショックだと思います。メーカーやディーラーの、誠意をもった対応を願うしかありません。納得のいく対応をしてもらうために、交渉することが大切でしょう。

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