【Movie】日産のコンパクトハッチ「ティーダ」デビュー

2004.09.30 自動車ニュース
 
【Movie】日産のコンパクトハッチ「ティーダ」デビュー

【Movie】日産のコンパクトハッチ「ティーダ」デビュー

日産自動車は、2004年9月30日、5ドアハッチバック「ティーダ」を発表、同日販売を開始した。いままでにない高いクオリティと広い室内空間を実現したという、新しいコンパクトカーだ。



 
【Movie】日産のコンパクトハッチ「ティーダ」デビュー

■5ナンバーでシーマ並の室内空間を

「コンパクトの質をシフト(変革)する」というキャッチフレーズのもとに生まれた「ティーダ」は、全長×全幅×全高=4205×1695×1535mm、ホイールベース=2600mmという5ナンバーサイズの空間を、より広く、より高品質に仕立てたという5人乗りハッチ。日産いわく、「5ナンバーサイズのボディに、上級『シーマ』並の室内空間を実現した」。実質的には、既に生産を終了している伝統のセダン「サニー」の後継車種と思われる。

エンジンは当面1.5リッターの一本で、2005年から1.8リッターモデルが加わる予定。さらに2004年10月には、3ボックスセダン「ティーダラティオ」が登場する模様だ。

価格は、FFが142.8万円から172.2万円まで、電気式4WDは163.8万円と176.4万円。月間販売目標は5000台という。



 
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■コンフォート&スパイシー

高品質を謳うインテリアのテーマは「コンフォート&スパイシー」。上級セダン「ティアナ」とほぼ同じ大きさのフロントシートをはじめ、触り心地や使い勝手にこだわった装備を与えたという。さらにメタリック調パネルやスポーティな3連メーターなどでアクセントをつけた。上級車種と同レベルの塗装品質を持つというボディカラーは8色をラインナップ。内装色にはどのボディカラーでも、「サンドベージュ」か「ブラック」を選択できる。
荷室は、標準状態で289リッター(VDA法)、後席を一番前までスライドさせると463リッターまで拡大する。



 
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エクステリアでは、短いオーバーハングなどで安定感を出しながら立体感を強調させ、ダイナミックさを演出。大きく取ったドア面積で、乗降性もあげる。クラストップという空力性能はCd値0.29で、燃費向上にも貢献する。



 
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■新型エンジン+CVT

日産がルノーと共同で開発したという、新型オールアルミ製エンジン「HR15DE」が、すべてのグレードに搭載される。最高出力109ps/6000rpm、最大トルク15.1kgm/4400rpmを発生するこのユニットは、従来モデルの「QG15DE」に比べ、実用域の中低速トルクが向上したという。
トランスミッションは、上位グレードで新開発のCVT(無段変速機)が用意される。変速比幅、油圧や電子制御の見直しにより、変速レスポンスを改善。新型エンジンとの相乗効果で、静粛性、加速性能の向上と低燃費を実現させたという。なお、ベーシックグレードでは4段ATが組み合わせられる。

サスペンションは、フロントがマクファーソンストラット、リアはH型トーションビーム。前後共に、微振動を抑える働きを持つ「リップルコントロールショックアブソーバー」が装着される。車体のロールを抑えるなどの役割を担う「リバウンドスプリング」も内蔵され、操縦安定性アップと快適な乗り心地をもたらすとされる。



 
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■グレードアップした「カーウイングス」

さらにティーダから、日産のカーテレマティクス「カーウイングス」もグレードアップした。渋滞予測を加えたナビゲーション機能の充実や、検索・探索時間の短縮などが主な改良点。さらに課題であった操作性の部分では、「ダイヤルを回す」「ボタンを押す」というシンプルな動作とした。ブルートゥース機能にも対応しており、対応電話を車内に持ち込むと、自動的に認識し(事前の設定が必要)、カーウイングスの通信だけでなくハンズフリーフォンとして使うこともできる。



 
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同時に、日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンから、ティーダをベースにした福祉車両「アンシャンテ」と特別仕様車「アクシス」も発売された。

(webCG 本諏訪)

日産自動車「ティーダ」:
http://www2.nissan.co.jp/TIIDA/
オーテックジャパン:
http://www.autech.co.jp/


(左)会場となった、六本木のグランドハイアット東京
(右)「ティアナ」のデザインも手がけた、プロダクト・チーフ・デザイナーの中島敬氏
 
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【発表会の模様&「日産ティーダ」新TVCF】


(撮影/編集=カネヨシ)
 

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