メルセデス、“スポーツツアラー”と新型「Aクラス」【パリサロン04】

2004.09.29 自動車ニュース
【パリサロン2004】メルセデス、“スポーツツアラー”と新型「Aクラス」

【パリサロン2004】メルセデス、“スポーツツアラー”と新型「Aクラス」

2004年9月23日のプレスデイで開幕した、パリサロンの名で知られるパリモーターショー(Mondial De L' Automobile 2004)。メルセデスベンツは、グランドスポーツツアラーを謳う「ヴィゾンR」に加え、コンセプトスポーツツアラー「ヴィゾンB」を世界初公開。市販予定車として、新型「Aクラス」などを出展した。




【パリサロン2004】メルセデス、“スポーツツアラー”と新型「Aクラス」

■2台の“スポーツツアラー”

メルセデスベンツのいう“スポーツツアラー”とは、スポーティサルーン、ワゴン、SUVなどを融合した、新しいカテゴリーのクルマだという。
既に発表済みの「ヴィゾンR」は欧州仕様車として登場。全長4922mmのワゴンタイプのボディに、4+2のシートレイアウトを採用した。乗員は独立したシートに座り、ラクシャリーサルーンに匹敵する広い室内空間を満喫しながら、快適な旅を楽しめると謳われる。インテリアはレザー、ウッド、アルミニウムを用いた贅沢なつくりだ。

一方、コンパクトツアラーを標榜する初公開の「ヴィゾンB」は、全長4270mm、全幅1778mmとより小さなボディに、ヴィゾンRのコンセプトを当てはめたモデルといえる。


「ヴィゾンR」

【パリサロン2004】メルセデス、“スポーツツアラー”と新型「Aクラス」

エンジンは、新開発のディーゼルを搭載。ヴィゾンRのV6は、218psと52.0kgmのアウトプットを誇り、同社ジマンの7段AT「7G-ギアトロニック」を介して4輪を駆動。足まわりはエアサスペンションが担当する。
ヴィゾンBのパワーソースは直列4気筒ディーゼルで、最高出力140ps、最大トルク30.6kgmを発生。両ユニットとも低燃費で、ディーゼルパティキュレートフィルターを備え、環境にも対応した。


ニュー「Aクラス」。日本でも、最近公道テストする姿がよく見られるとか。

【パリサロン2004】メルセデス、“スポーツツアラー”と新型「Aクラス」

■ニュー「Aクラス」は広く、速く、そして高級

メルセデスベンツのコンパクトハッチ「Aクラス」のニューモデルも目玉だ。
ボディサイズは、先代比で232mm長く、幅は45mm拡大された。これにより、リアショルダーが最大97mm、肘まわりが95mm、ニールームは30mm拡大したという。前後カップルディスタンスは805mmと、中型セダン並を謳う。
エンジンはすべて直列4気筒。新開発のディーゼル2種と、ターボチャージャー付き2リッターガソリンユニット(193ps)を含む、全7種類のパワーソースが用意される。トランスミッションは、「オートトロニック」と呼ばれるCVTに注目が集まる。


「Aクラス」のインテリア。

【パリサロン2004】メルセデス、“スポーツツアラー”と新型「Aクラス」

使い勝手も考えられており、後席は7:3の分割可倒式。荷室容量は5座状態で435リッター、後席を折りたたむと1370リッターに拡大できる。新しいAクラスにはさらに、「EASY-VARIO-PLUS」システムが設定される。後席と助手席を取り外すことが可能で、荷室最大長2.75m、容量は1995リッターになる。
ほかに、人間工学に基づいた操作系の見直しや、全車のエアコン標準化、より高度に温度をセンシングして車内を快適に保つ「サーモトロニック」をオプション設定するなど、プレミアム性にもこだわった。

ほかに、スーパーチャージャー付き5.5リッターV8(476ps)を積む「CLS 55 AMG」や、イタリアのファッションデザイナー、ジョルジョ・アルマーニデザインの「CLKカブリオレ」などを展示した。

(webCGオオサワ)

メルセデスベンツ:
http://www.mercedes-benz.co.jp/

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