トヨタの新型ミニバン、大開口がジマンの「アイシス」登場

2004.09.28 自動車ニュース
 

トヨタの新型ミニバン、大開口がジマンの「アイシス」登場

トヨタ自動車は、新型車「Isis(アイシス)」を、2004年9月28日に発売した。助手席側に幅1890mmの大開口部を持つ、7人乗りのミニバンだ。


「Isis(アイシス)」のネーミングは、古代エジプトの豊穣の女神の名前からと、「ガイア」(ギリシャ神話で「大地の女神」)のそれと似た因みかただ。
 

■1890mmの大開口!

「全能ガイア」をキャッチフレーズに登場しつつもやや地味目に終わってしまった感のある、1998年5月デビューの5ナンバーサイズのミニバン「ガイア」。その後を継ぐかたちとなる「アイシス」の特徴は、何といっても1890mmの大開口部がもたらす乗降性、利便性のよさだ。


アイシスTVCFキャラクターの唐沢寿明さんと小雪さん。中央は、トヨタ自動車の張富士夫社長。
 

全長×全幅×全高=4610×1695×1640mm、ホイールベース=2785mm。ボディ左側、つまり助手席側はセンターピラーレス構造(運転席側もヒンジ+スライドドアだがピラーはある)とし、ヒンジドアと電動スライドドアを開けることで1890mmという幅広エントランスを実現した「パノラマオープンドア」がセリングポイントとなる。開口部は、今年7月に発売された全長3990mmの「ポルテ」より870mmも広い。加えて、乗降口の地上高を380mmと低く設定し、スムーズな乗り降り、荷物の揚げ降ろしなどを可能としたという。



 

もちろん、3列7席のシートをアレンジすることで得られるユーティリティ性も訴求点のひとつ。助手席には、レバー操作で前方へ折り畳めるタンブル機構を採用。さらに2列目は運転席側6、助手席側4の割合で分割するシートとし、シートクッションが片手で持ち上がるクッションチップアップ機構と、15mmピッチでロックできる最長345mmのスライド機構を採り入れた。3列目への乗り降りをスムーズにするウォークイン機構も備わる。
また3列目は、5:5分割でリクライニング機構付き。トヨタ初という後方床下格納機構により、シートを床下に格納することができ、格納後はフラットなスペースが出現するという。



 

■ナビ情報をもとにシフト制御「NAVI・AI-SHIFT」、2リッター車に

エンジンは「ウィッシュ」からキャリーオーバーした2種類。1.8リッター直4「1ZZ-FE型」ユニットは132ps/6000rpm、17.3kgm/4200rpm、2リッター直噴「1AZ-FSE(D-4)型」は155ps/6000rpm、19.6kgm/4000rpmと、アウトプットも変わらない。



 

トランスミッションは、1.8リッターに4段AT「Super ECT」を、2リッターに無段変速機「SuperCVT-i」を組み合わせる。
CVTには、カーナビゲーションの情報をもとに道路に適したシフト制御を行う「NAVI・AI-SHIFT」を採用。さらに、エアロパーツで身をかためたスポーティグレード「プラタナ」には、マニュアル感覚でギアチェンジできる7段「スポーツシーケンシャルシフトマチック」が備わる。



 

装備では、「ステアリング感応式クリアランスソナー」がポイント。路地などの狭い場所での運転をサポートするために、ハンドル操作と連動して進行方向の障害物を予測し、ブザー音で知らせる、トヨタいわく「世界初」の装置という。

駆動方式は、1.8リッターと2リッターにFF、2リッターにのみ4WDを用意する。

価格は、1.8リッターモデルが178.5万円から210.0万円まで、2リッターは189.0万円から273.0万円まで。福祉車両「ウェルキャブ」は、「サイドリフトアップシート車」と「助手席リフトアップシート車」を揃える。
月の目標販売台数は4000台という。

(webCG 有吉)


助手席側の両ドアは、トヨタいわく「センターピラー内蔵型」。大型リインホースメントおよび4ヶ所のドアロックを設定することにより、運転席側センターピラーと同等の強度と剛性を確保し、パノラマオープンドアの開放感と衝突時の生存空間の確保を両立させた、と謳われる。
 

トヨタ自動車「アイシス」:
http://www.toyota.co.jp/Showroom/All_toyota_lineup/isis/

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