BMW、新型「1シリーズ」を発表、小さくても“駆け抜ける歓び”

2004.09.21 自動車ニュース
 

BMW、新型「1シリーズ」を発表、小さくても“駆け抜ける歓び”

BMWジャパンは、BMWのエントリーグレードたるコンパクトハッチ「1シリーズ」を、2004年9月21日に発表した。1.6リッターモデル「116i」(288.8万円)、2リッター「118i」(324.5万円)&「120i」(366.5万円)の3車種をラインナップする。


タイヤは全グレードでランフラットタイヤが標準装着される。
 

■ボトムレンジもFRで

BMWの新型「1シリーズ」は、「3シリーズ」より小さなコンパクトハッチ。「フォルクスワーゲン・ゴルフ」に代表される、いわゆる“Cセグメント”にBMWが本格参入するためのモデルだ。
このクラスでは珍しいFR(後輪駆動)プラットフォームを採用し、BMWが標榜する“駆け抜ける歓び”をアピール。SUV「X3」、ファッショナブルなFFモデル「MINI」とあわせ、BMWの世界的なプロダクト攻勢を締めくくるモデルでもある。


荷室容量は330リッター。分割可倒式のリアシートを倒せば、1150リッターまで拡大できる。
 

エクステリアデザインは一目でBMWとわかる、キドニーグリルや、3シリーズや「5シリーズ」の流れを汲むヘッドランプ形状を採用。ボディサイドやテールゲートに微妙な曲面をつけた、彫刻的な造形が自慢だ。ボディサイズは、全長×全幅×全高=4240×1750×1430mm(120i)。ホイールベースは2660mmと、このクラスで随一の長さを誇る。FRレイアウトの採用により、前:後=50:50に近い、理想的な重量配分を実現したという。



 

■上級モデル譲りのハイテク装備

エンジンはいずれも直列4気筒。1.6リッターは、115ps/6000rpmと15.3kgm/4300rpmを発生。2リッターは、チューニングによって2種類にわけられ、118iは129ps/5750rpmと18.4kgm/3250rpmを発生するユニットを搭載。一方120iのユニットは、可変インテークマニフォルドを採用し、アウトプットは150ps/6200rpmと20.4kgm/3600rpm。いずれもステップトロニック付き6段ATを介して後輪を駆動する。

サスペンションは、フロントがアルミパーツを使って軽量化を図ったマクファーソンストラット式。リアは、新しい3シリーズと同じ形式となるのではとウワサされる、5リンク式サスペンションを装着し、ホイールの動きを緻密に制御するという。



 

上級モデルが採用したハイテクを搭載することも1シリーズの特徴。7シリーズ譲りのリモコンキーは金属のカギを持たず、エンジン始動はダッシュボードにキーユニットを差し込み、スターターボタンを押すタイプ。キーには個人情報を記憶するメモリーが備わり、オーディオボリュームやエアコンの温度設定などを、リモコンキーごとに管理できる。さらにエンジンオイルやブレーキパッドの交換時期なども記憶し、時期がくるとドライバーに伝えてくれるというものだ。



 

装備品として、フルオートエアコンやCDプレーヤ付きAM/FMステレオを標準搭載。安全装備は、DSCやDTC(トラクションコントロール)、CDCなどのデバイスに加え、全6個のエアバッグが備わる。車両情報を統合コントロールする、BMWが一押しする「iDrive」はオプションで用意される。

(webCGオオサワ)

BMWジャパン:
http://www.bmw.co.jp/

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