WRCドイツ、シトロエンのロウブがハットトリック【WRC 04】

2004.08.23 自動車ニュース

【WRC 04】WRCドイツ、シトロエンのロウブがハットトリック

世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・ドイチェランドが、2004年8月20日から22日にかけて行われた。今年で3回目の同ラリーで、シトロエンのセバスチャン・ロウブがハットトリック=3連覇を達成。今シーズン5勝目をマークし、ポイントリーダーとしての地位を堅持した。

若手成長株、フォードのフランソワ・デュヴァルが2位、シトロエンのベテラン、カルロス・サインツが3位でゴールした。

シーズン10戦目で初のターマック(舗装路)ラリーとなったドイツ。雨・霧に路面は濡れ、2003年王者、スバルのペター・ソルベルグが第2レグのSS12スタート直後に激しいクラッシュを演じ優勝戦線から脱落するなど波乱が起きた。

そんな状況で終始ラリーを引っ張ったのはロウブ。ドイツで向かうところ敵なしの30歳のフランス人は、しかし最終日、23歳のベルギー人デュヴァルの追い上げにあった。
デュヴァルは、チームメイトのマルコ・マルティンよりソフトタイヤの溝を深くしたことが奏功し善戦。第3レグの一発目のSSで2番目のタイムを計時し、首位のシトロエンを捕まえようとしたが、チャンピオンシップリーダーの勢いには勝てず。結局、1位ロウブと2位デュヴァルとの差は29.1秒開いたまま、幕は下ろされた。
デュヴァルと3位サインツとの間には40秒4、フォードのエース格マルティンはそこからさらに1分30秒9遅れて4位でフィニッシュした。

今シーズンも残るは6戦となり、ランキングトップのロウブのポイントは76点。2位マルティン(47点)、3位サインツ(46点)に対し大きくリードしている。

次戦はいよいよ初の日本ラウンド。ラリー・ジャパンは、9月3〜5日に、北海道で開催される。

なお、今回併催されたプロダクションカー世界ラリー選手権(PCWRC)第5戦では、三菱のザビエル・ポンスが優勝。2位から4位まではスバル勢が占め、「インプレッサ」駆る新井敏弘は、最終日まで3位にいたものの、終盤のSS22でコースを膨らんで痛恨のタイムロスし、ポジションをひとつ落とし4位でラリーを終えた。

(webCG 有吉)

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