【カーナビ/オーディオ】音楽をいい音で楽しむ価格帯別システム考
ケンウッド・エモーショナル・サウンド・シリーズ「試聴編」

2004.08.16 自動車ニュース

【カーナビ/オーディオ】音楽をいい音で楽しむ価格帯別システム考ケンウッド・エモーショナル・サウンド・シリーズ「試聴編」

音を補正するデジタル機能が一切付いていないシンプルなヘッドユニット「ケンウッドK-CD01&K-WD01」。価格もそれほど高くないときては、期待はさらに高まる。その音質はいかに? MDもかけられる2DIN型プレーヤー「K-WD01」を搭載したデモカーができたと聞いて、さっそく試聴してみた。

■音楽の楽しさを引き出す名人

デモカーは「スバル・レガシィ」。ヘッドユニットが「K-WD01」で、フロントスピーカーが「K-ES01」。たったこれだけのシンプルなシステムだ。

さっそく、ジャズピアノを聴いてみる。音の“粒立ち”のよさが印象的だ。ひとつひとつの音に感情がこもっていて、躍動的。思わず身体がリズムに合わせて動き出す。そんなノリの良さがある。

次はクラシック。クルマの幅を感じさせない、スケールの大きなオーケストラの演奏が楽しめる。左右の広がりだけではなく、前後の奥行きまで感じさせるのは見事である。

音質セッティングを担当した大熊達彦氏に、「後ろの席でも聴いてみてください」と促されて、リアシートに移動してみる。こちらはフロントシートよりもリラックスできる、居心地のいい音楽空間。このままロングドライブに出かけたら、快適だろうなぁと思える気持ちのいい音だ。

驚いたのは、ドアの制振処理などを一切していないということ。大熊氏いわく「制振などは不自然なこと。自然のままが一番いい」のだそうだ。この音を聴けば、それも納得できる。

オーディオは音楽を楽しむための機械である。音質を追求するあまり、取付方法や調整にあれこれ悩んで、音楽を聴いても楽しめないのでは本末転倒である。

このクルマで音楽を聴いていると、やっぱり音楽は楽しいなぁと思うと同時に、大金を注いで音色や定位にこだわったシステムを組まなくても、充分に音楽が楽しめるということを実感できた。

・デモカーのシステム
K-WD01(2DINレシーバー)=8万9250円
K-ES01(2ウェイスピーカー)=4万4100円
計13万3350円

(文&写真=石田 功)

【関連リンク】
【カーナビ/オーディオ】音楽をいい音で楽しむ価格帯別システム考
「ケンウッド・エモーショナル・サウンド・シリーズ」(解説編)
http://www.webcg.net/WEBCG/news/000015606.html

 
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スピーカーの「K-ES01」。ウーファーは純正位置にきれいに収まる。
 

	スピーカーの「K-ES01」。ウーファーは純正位置にきれいに収まる。
	 

トゥイーターは付属のスタンドを用いれば取付穴を開けずとも簡単に装着できる。
 

	トゥイーターは付属のスタンドを用いれば取付穴を開けずとも簡単に装着できる。
	 

ケンウッドの試聴室では、エンクロージャーに入ったK-ES01も聴いた。カー用スピーカーでもこうして音の善し悪しを判断することはできる。
 

	ケンウッドの試聴室では、エンクロージャーに入ったK-ES01も聴いた。カー用スピーカーでもこうして音の善し悪しを判断することはできる。
	 

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