「ATフルード交換でシフトショックはやわらぐ?」

2004.08.14 クルマ生活Q&A トランスミッション

「ATフルード交換でシフトショックはやわらぐ?」

こんにちは。いつも更新を楽しみにしています。

以前中古で購入したチェロキー(年式は平成8年、走行は7万km程度)を車検に出した際に、ATフルードを交換(フラッシングも実施)しました。以前からシフトショック等の不満があったため、今回の交換によって少しはましになるかと思いましたが、まったく改善が見受けられませんでした。

どこかで「長年ATフルードを交換しなかった場合は、へたに交換したら余計に状態が悪くなる」という話を聞いたことがあります。これは単なるデマでしょうか? もし本当ならば理由を教えてください。

また、その際はATフルードの交換は今後しない方がいいのでしょうか。それとも、もっと頻繁に行なったほうがいいのでしょうか?アドバイスをおねがいします。
(SHさん)

お答えします。一度シフトショックが大きくなったAT(オートマチックトランスミッション)は、フルードの交換ぐらいではなかなか改善されません。分解しなくてもミッションケースの外側にある部品の調整で直る場合もありますが、内部の根本的な原因を治さなくては難しいでしょう。しかしこれはプロのメカニックでも難しいことであり、機械部品を直接調整するのはやめた方がいいと思います。

「長年ATフルードを交換しなかった場合は、へたに交換したら余計に状態が悪くなる」という話は、走行距離と走行状態にもよるのですが、正しい意見といえましょう。
シフトアップダウンが激しいところで使用している場合は、それなりにATフルードも汚れますので、内部にも汚れが多く堆積しています。ここで新しいフルードを入れると、フルードの洗浄作用によって内部の汚れが落とされます。問題はここです。落とされた汚れは、AT内部にあるフィルターを通過するのですが、完全にろ過することはできません。もしその汚れが、AT内部の中枢部分であるコントロールバルブなどに挟まると、ATの動作に支障をきたす事が考えられます。

僕の提案ですが、7万kmぐらいの走行距離の場合にATフルードを交換するときは、内部のフィルターも交換して、なおかつ早めのサイクル(2万km)でもう一度フルードを交換するというのはいかがでしょうか。

クルマ生活Q&Aトップへ