トヨタF1、ダ・マッタに代わりゾンタがドライブ

2004.08.06 自動車ニュース

トヨタF1、ダ・マッタに代わりゾンタがドライブ

トヨタ自動車のF1チーム、パナソニック・トヨタ・レーシングは、2004年8月5日、今シーズン残り6戦、レースドライバーのクリスチアーノ・ダ・マッタに代わり、サードドライバーのリカルド・ゾンタがステアリングを握ることを発表した。

シーズン半ばを過ぎてのドライバー交代劇。“金曜テスター”として活動してきたゾンタに実戦を経験させ、2005年シーズンのラルフ・シューマッハーのパートナーを決めるうえでの参考にしたい、というのが、トヨタの狙いという。

F1プログラムを運営するトヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)の冨田務会長兼チーム代表は、「ここ3戦の結果を踏まえ、われわれは、当初の計画を変更することにした。2004年シーズン前半戦と同様に、リカルド・ゾンタは、一貫して素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれている。従って、2005年シーズンを戦うドライバーを最終決定する前に、実戦で、彼に可能性を示すチャンスを与えることが公正だと判断した」とのコメントを発表した。

では、何故オリヴィエ・パニスではなく、クリスチアーノ・ダ・マッタがシートを取り上げられたのか?
「オリヴィエ・パニスは、これまでに第9戦アメリカGPで5位に入賞するなど、レース結果を残し、選手権ポイントでも5ポイントを獲得して、チームにもっとも貢献しているという事実に基づき、今シーズン残されたレースを引き続きレースドライバーとして戦ってもらう」(冨田会長兼チーム代表)。

第12戦ドイツGPまでのドライバーズチャンピオンシップ戦績は、パニス13位(5点)に対し、ダ・マッタ15位(3点)。苦戦中のチームに両者とも低迷している。比較して上位にいるパニスが残ったともいえるが、ダ・マッタはF1に見切りをつけ、来シーズンはアメリカに活動を戻すことを考えているといわれており、モチベーションの違いも今回の判断に加味されたのでは、とも思われる。

なおダ・マッタはシーズン中はチームに残留する立場をとり、GPウィークの金曜テストは、テストドライバーのライアン・ブリスコが務めることになる。

(文=webCG 有吉/写真=トヨタ自動車)

 
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