webCG | 地球を動かす愛知の旅〜webCG「愛・地球博」リポート | 会場案内(グローバル・コモン2)








グローバル・コモン6

北ゲートを入って左へ5分ほど歩いたところにあるグローバル・コモン6は、アジアパシフィック地域の国々のブースが集まるトコロ。欧米文化の色が濃いオーストラリアもあれば、クリーンなイメージのシンガポール、エスニックなタイやマレーシアなど、様々な文化・お国柄に触れられる。


まだ閑散としたブースもちらほら。

■アジアはユル〜い?

『webCG』取材班が地球博を訪れたプレスデイ初日(3月18日)、グローバル・コモン6でちゃんと機能していたブースは、オーストラリアとニュージーランド、シンガポールの3つ。あとは突貫工事中で、なかには関係者が到着していない国もあった。

シンガポール館の熱帯雨林。


シンガポール館で、顔見知りの日本人スタッフに出会ったので聞いてみると、「呑気なお国柄なんじゃないでしょうか」。シンガポール館は完全オープン、スタッフもそろっていたけれど、「日本人とは違いますよ。ランチが終わって、やっとエンジンがかかるような……」。日本人的に苦労もあるみたいですが、まぁ、お国柄ですから。

マレーシア館は、ジャングルが迎えてくれる。

他にも理由はある。アフリカ共同館でザンビア人スタッフ(とJETOROスタッフ)に聞いた話によると、経済的に苦しい国々は人手が足りず、準備が大変だとか。「現地スタッフが電動工具の使い方に慣れていないので……」工事が進まない、なんて国もあるらしい。頑張ってください!


ジャングルの後は、鍾乳洞へ。


■ヒトの営みが味わえる

……というトコロも含みで、各国の雰囲気を知ることができるのは博覧会ならでは(?)。ブースのつくりも、国々のデータや状況を文章&写真で説明するというより、一回りして感じる雰囲気や空気を重視している様子だった。抽象的ではあるが、具体的な情報は、今やインターネット等で簡単に知ることができるから、こういうカタチの方がいいかもしれない。

シンガポール館にて、漢方薬の数々。


では、ブースをちょっと紹介。「かなり凝った作りだなぁ」と感心したのが、シンガポールブースである。入ってすぐが熱帯雨林を模した部屋になっており、なんと雨まで降る! もやがかかった森を様々な色の光が幻想的に演出し、壁に国の自然を紹介するVTRが流れる。ヒンヤリ湿った空気が気持ちよかった。ちなみに、足下が滑るので、ご注意ください。
入るとジャングルが迎えるマレーシア。木々の間を抜けると、世界遺産に指定されている鍾乳洞「ムル洞窟」を模したトンネルが待っている。




シンガポールやタイブースなどで目にしたのが、漢方薬だった。スパイスとしても使われるので、カレー好きのヒトは知っている薬草も多いと思われるが、世界は広かった。写真はタイブースで紹介されていた「竹」(!)。根っこが薬として用いられ、髄膜炎の治療や、利尿作用、結石排出効果があるとか。ほかにアカシアなど、日本の街で目に出来る草木が、生薬として使われているらしく、ビックリ。ちなみにタイの東洋医学系のお医者さんは、薬草をわざわざ栽培して薬に使っているという。自然の恵みがを実用として使うトコロに、欧米と一線を画すアジアを感じた。

タイ館でみつけた、漢方薬の“竹”。

というように、なんとなく“ヒトの営み”を感じられるのがグローバル・コモン6。最先端技術や歴史モノもいいですけど、ちょっとゆっくり、アジア・パシフィック地域の雰囲気を味わってみてはいかがでしょう?

(webCGオオサワ)

グローバル・コモン6の写真館はこちら


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