F1ドイツGP、シューマッハー敵なしで今季11勝目【F1 04】

2004.07.26 自動車ニュース

【F1 04】F1ドイツGP、シューマッハー敵なしで今季11勝目

F1世界選手権第12戦ドイツGP決勝が、2004年7月25日、ドイツのホッケンハイム・リンク(4.574km)を66周して行われた。地元の大観衆の前で、フェラーリのミハエル・シューマッハーが今シーズン11勝目、通算81勝目をあげた。最多勝記録更新に加え、早くもシーズン中盤で、自身の持つ年間最多勝記録に並ぶこととなった。
しかし、チームメイトのルーベンス・バリケロがノーポイントに終わったことで、フェラーリが王手をかけていたコンストラクターズチャンピオン獲得はならなかった。

2位は、予選13番手から見事挽回したBARホンダのジェンソン・バトン、3位はルノーのフェルナンド・アロンソだった。

以下、4位デイヴィッド・クルタード(マクラーレン・メルセデス)、5位ファン・パブロ・モントーヤ(ウィリアムズBMW)、6位マーク・ウェバー(ジャガー・コスワース)、7位アントニオ・ピッツォニア(ウィリアムズBMW)、8位佐藤琢磨(BARホンダ)が入賞を果たした。

改良型マシン「TF104B」を(ぶっつけ本番で)投入したトヨタ勢は、オリヴィエ・パニスが1周遅れの14位、クリスチアーノ・ダ・マッタはタイヤトラブルでスピン、リタイアした。

■クルージングで11勝目

通算61回目となるポールポジションからスタートしたシューマッハーにとって、レースはまさにクルージング。序盤にチャージをかけてきたライコネンが、14周目の1コーナーでリアウィング脱落、激しいクラッシュに見舞われたあとは、誰の視界にも入らないで独走し、12戦目にして11勝目を手に入れた。

金曜日のエンジン交換で、予選3位から10番グリッド降格したバトンは、後方から着々と順位をあげながら好走。終盤アロンソをコース上で追い抜き、見事今年3度目の2位表彰台を得た。一時は6位までポジションをあげた佐藤とともに、BARホンダはダブル入賞を果たした。

相変わらずスタートダッシュがズバ抜けていたルノー勢は、アロンソが6位から2位にジャンプアップ。終盤、原因不明のペースダウンに襲われながらも、表彰台の一角にのぼった。

GPサーカスは夏休み入り。次戦決勝は、8月15日、ハンガリーでの一戦となる。

■ドライバーズランキング(18戦中12戦終了)

1位 ミハエル・シューマッハー 110点
2位 ルーベンス・バリケロ 74点
3位 ジェンソン・バトン 61点
4位 ヤルノ・トゥルーリ 46点
5位 フェルナンド・アロンソ 39点
6位 ファン・パブロ・モントーヤ 33点
7位 デイヴィッド・クルタード 19点
8位 キミ・ライコネン 18点
9位 佐藤琢磨 15点
10位 ジャンカルロ・フィジケラ 13点
11位 ラルフ・シューマッハー 12点
12位 マーク・ウェバー 7点
13位 フェリッペ・マッサ 5点
13位 オリヴィエ・パニス 5点
15位 クリスチアーノ・ダ・マッタ 3点
15位 ニック・ハイドフェルド 3点
17位 アントニオ・ピッツォニア 2点
17位 ティモ・グロック 2点
18位 ゾルト・バウムガードナー 1点

■コンストラクターズランキング

1位 フェラーリ 184点
2位 ルノー 85点
3位 BARホンダ 76点
4位 ウィリアムズBMW 47点
5位 マクラーレン・メルセデス 37点
6位 ザウバー・ペトロナス 18点
7位 トヨタ 8点
8位 ジャガー・コスワース 7点
9位 ジョーダン・フォード 5点
10位 ミナルディ・コスワース 1点

(webCG 有吉)

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風邪をひき体調思わしくないシューマッハーだったが、ポールポジションから圧勝し、通算81回目の勝利を(いとも簡単に)手に入れた。(写真=フェラーリ)

風邪をひき体調思わしくないシューマッハーだったが、ポールポジションから圧勝し、通算81回目の勝利を(いとも簡単に)手に入れた。(写真=フェラーリ)

土曜日のフリー走行でクラッシュし、予選までほとんど走れなかった佐藤琢磨。バトンのエンジン交換、グリッド降格で8番手から決勝レースをスタート。一時6番手まで順位をあげるも、途中スピンをきっするなどし、結局8位完走。最後の1点を手に入れてドイツをあとにした。「2台揃ってポイントを獲得できたと言う意味ではいいレースでしたが、個人的には思っていたようなポジションでフィニッシュすることができず、とても悔しいです」とはレース後の佐藤の弁。(写真=本田技研工業)

土曜日のフリー走行でクラッシュし、予選までほとんど走れなかった佐藤琢磨。バトンのエンジン交換、グリッド降格で8番手から決勝レースをスタート。一時6番手まで順位をあげるも、途中スピンをきっするなどし、結局8位完走。最後の1点を手に入れてドイツをあとにした。「2台揃ってポイントを獲得できたと言う意味ではいいレースでしたが、個人的には思っていたようなポジションでフィニッシュすることができず、とても悔しいです」とはレース後の佐藤の弁。(写真=本田技研工業)

“失敗作”「TF104」の空力、エンジンなどを改良し、軽量化を推し進めた「TF104B」を投入したトヨタ。ぶっつけ本番のニュースペックマシンは、結果からすれば期待はずれに終わった。
10番グリッドのオリヴィエ・パニスはエンストを起こしピットからスタート、結局14位でレースを終えた。クリスチアーノ・ダ・マッタ(写真)は、タイヤのパンクに見舞われスピン、リタイア。(写真=トヨタ自動車)

“失敗作”「TF104」の空力、エンジンなどを改良し、軽量化を推し進めた「TF104B」を投入したトヨタ。ぶっつけ本番のニュースペックマシンは、結果からすれば期待はずれに終わった。10番グリッドのオリヴィエ・パニスはエンストを起こしピットからスタート、結局14位でレースを終えた。クリスチアーノ・ダ・マッタ(写真)は、タイヤのパンクに見舞われスピン、リタイア。(写真=トヨタ自動車)

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