WRC第6戦アクロポリス、ソルベルグ2勝目をあげる【WRC 04】

2004.06.07 自動車ニュース

【WRC 04】WRC第6戦アクロポリス、ソルベルグ2勝目をあげる

世界ラリー選手権(WRC)第6戦アクロポリス・ラリーが、2004年6月4日から6日にかけてギリシャで行われた。ディフェンディングチャンプ、スバルのペター・ソルベルグが、第4戦ニュージーランドに次ぐ今シーズン2勝目をあげた。
2位にシトロエンのセバスチャン・ロウブ、3位はプジョーのハリ・ロヴァンペッラだった。

始まりは51年前まで遡る歴史あるアクロポリス・ラリーは、夏の陽光のもと、埃と岩だらけのツイスティな山岳コースを舞台に行われ、前戦キプロスと同様、あるいはそれ以上にタフなラリーとして知られる。

ところが、金曜の第1レグは例年より低い気温、そして霧にまで見舞われ、一部コースは泥が点在していた。

初日から優勢だったソルベルグの「スバル・インプレッサWRC」は、ポイントリーダーとして先頭でコースを走らなければならなかったロウブ、早々にクラッシュし戦列を去ったフォードのマルコ・マルティンらを尻目に、5つのSSでベストタイムを叩き出し、2位ロヴァンペッラとの間に55.7秒のマージンを築き1位の座についた。

第2レグ、一時2位との差を1分23秒にまで広げたソルベルグ。SS13で起きたブレーキトラブル(その間ハンドブレーキで対応)、そしてマッドガードの装着を怠ったことで課された30秒のペナルティもなんのその、追いかけるロヴァンペッラとの間に1分近くのクッションを保ち、引き続きトップを快走。第3レグも快進撃を続け、アクロポリスで初勝利をあげた。

6戦すべてでポイントを稼いでいる唯一のドライバーとなったソルベルグは、チャンピオンシップでも2位に躍進。今回8点を加えた1位ロウブ(43点)に5点差と詰め寄った。一方、リタイアしたマルティンは34点で3位に転落した。
またマニュファクチャラーズランキングでは、シトロエンがフォードを逆転し5点差をつけ1位。スバルがトップから10点差の3位につけている。

次戦は開催2回目のトルコ。6月25-27日に開催される。

(webCG 有吉)

WRC第6戦アクロポリス、ソルベルグ2勝目をあげる【WRC 04】の画像

ステージの合間にはこんな茶目っ気も披露してくれるチャンピオン、ソルベルグ(写真=スバルテクニカインターナショナル)

ステージの合間にはこんな茶目っ気も披露してくれるチャンピオン、ソルベルグ(写真=スバルテクニカインターナショナル)

フォードのエース格、マルコ・マルティンがリタイアしたことで、ブルーオーヴァルの期待を一手に引き受けることになったフランソワ・デュヴァルは、4位でゴール。フォードのアクロポリス5連覇はならず。
なおマルティンは、新しいルール「スーパーラリーシステム」により、リタイア後もラリーを続けることを許された(ただし公式結果に載ることはできない)。(写真=フォード)

フォードのエース格、マルコ・マルティンがリタイアしたことで、ブルーオーヴァルの期待を一手に引き受けることになったフランソワ・デュヴァルは、4位でゴール。フォードのアクロポリス5連覇はならず。なおマルティンは、新しいルール「スーパーラリーシステム」により、リタイア後もラリーを続けることを許された(ただし公式結果に載ることはできない)。(写真=フォード)

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