インディ500、ライス初優勝、ホンダに初の栄冠

2004.05.31 自動車ニュース

インディ500、ライス初優勝、ホンダに初の栄冠

今年で88回目を迎える「インディアナポリス500」(IRLインディカ−シリーズ第4戦)の決勝レースが、2004年5月30日、米インディアナ州のインディアナポリス・モータースピードウェイ(2.5マイル/約4km)で行われた。雨による遅延、中断を経て、レースは20周を残し180周で終了。ウィナーズサークルへとのぼったのは、ホンダエンジン搭載マシンを駆った28歳のアメリカン、バディ・ライス。自身初、そしてホンダにとっても初めてのインディ500勝利を記録した。

レースは雨により2時間11分遅れでスタート。途中再び雨が降り始め、29周で赤旗が出され1時間50分も中断。再スタート後もいつ泣き出すかわからない空のもと行われた。

特に終盤にかけては、いつ雨が落ち始めるかを睨みながらの展開。ブルーノ・ジュンケイラ、トニー・カナーン、そしてライスとリーダーが変わるなか、タイミングよくピットストップを済ませたライスが最後の“当たりくじ”を引き、ウィナーとなった。

レイホール・レターマン・レーシング所属のライスは、怪我で静養中のケニー・ブラックに代わっての参戦で、ポールポジション、そして優勝を手に入れた。ライスは、1997年のアリー・ルイエンダイク以来となる、ポールポジションから優勝したインディ500史上17人目のドライバーとなった。

2位は昨年3位で涙をのんだトニー・カナーン。以下、3位にツインリンクもてぎの勝者ダン・ウェルドン、4位ブライアン・ハータと、アンドレッティ・グリーン・レーシングが2-4位を独占。予選上位7台を独占したホンダ勢は、レースでも7位まで占めて圧勝した。

トヨタランナーのトップは8位スコット・ディクソン。日本人ドライバーは、ロジャー安川が10位、ルーキーの松浦孝亮が11位、高木虎之介は19位という結果だった。

(webCG 有吉)

 

勝者はシャンパンではなく、ミルクを飲むのがしきたり。(写真=本田技研工業)
 

昨年初出場で初優勝を遂げたトヨタエンジン。今年はホンダに圧倒され、最高位はスコット・ディクソンの8位だった。(写真=トヨタ自動車)
 

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