WRC第5戦キプロス、グロンホルムが今季初V【WRC 04】

2004.05.17 自動車ニュース
WRC第5戦キプロス、グロンホルムが今季初V

【WRC 04】WRC第5戦キプロス、グロンホルムが今季初V

世界ラリー選手権(WRC)第5戦キプロス・ラリーが、2004年5月14日から16日にかけて、地中海で3番目に大きい島、キプロス島で行われた。今シーズンから投入されたプジョーのニューマシン「307WRC」を駆り、2000年、2002年のワールドチャンピオン、マーカス・グロンホルムが優勝。ドライバーズランキングでも首位に躍り出た。
2位はシトロエンのセバスチャン・ロウブ、3位はフォードのマルコ・マルティンだった。


【写真上】フォードのマルコ・マルティンは3位でフィニッシュ。ランキングでは首位から3位に落ちたものの、上位3名は1点ずつしか差がない接戦が続いている。(写真=フォード)
【写真下】序盤の好調さが、ラジエータートラブルで一転。それでもしぶとく走り、11位から6位まで挽回したスバルのペター・ソルベルグ。(写真=スバルテクニカインターナショナル)

WRC第5戦キプロス、グロンホルムが今季初V

第1レグ序盤から好調だったのが、前戦ニュージーランドのウィナー、スバルのペター・ソルベルグ。3つのSS中2度トップタイムを出し総合1位となったのだが、SS4でラジエーターに問題が起き9分もロス。オーバーヒートと格闘しながら、結局この日は11位でゴールした。

替わってトップに立ったのがグロンホルム。シーズン序盤戦、トラブル頻発のニューマシンに手を焼いていた元チャンピオンだったが、ここにきてマシンはのぼり調子。プジョーは、ハリ・ロヴァンペッラとともに、初日を1-2位で終えた。

続く第2レグでもグロンホルム/プジョーはトップを守り、2位まで上昇したロウブとの間に22.9秒ものクッションを築いた。またロウブはSS9、12で勝利し、3位マルティンとのギャップを10.7秒に広げ、最終日へと向かった。

第3レグ、グロンホルムはリードタイムを54秒にまで伸ばし圧勝。今シーズン初、WRC通算16勝目をあげた。2位ロウブ、3位マルティンとトップ3は変わらず。以下、4位カルロス・サインツ(シトロエン)、5位ロヴァンペッラと続き、ソルベルグが6位まで挽回した。

チャンピオン争いは、首位グロンホルムが34点、2位ロウブ33点、3位マルティン32点と、今回のトップ3が三つ巴の戦い。ディフェンディングチャンピオン、ソルベルグは26点で4位につけている。
マニュファクチャラーズランキングでは、フォードが53点で1位を守りながらも、2位シトロエンに2点差まで詰め寄られた。

次戦は6月4〜6日、オリンピック目前のギリシャで開かれるアクロポリス・ラリーだ。

(webCG 有吉)

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