「車載コンピューターの“学習機能”とは?」

2004.04.28 クルマ生活Q&A エンジン

「車載コンピューターの“学習機能”とは?」

新車を契約して納車待ちの身です。せっかく悩んで購入したクルマですので、長く付き合いたいと思います。
さて、クルマに詳しい友人が、こんなアドバイスをしてくれました。「最近のクルマはコンピューター制御が進んでおり、最初の1000kmで、車載コンピューターはドライバーの走行パターンを認識する(三つ子の魂百まで?)。だから、はじめにマイルドな運転を続けるとクルマが運転者に合わせてしまい、いざ、エンジンを高回転まで回そうとしても、なかなか吹けあがってくれない。最初の1000kmが大事ですよ!」。
最新モデルの「ならし運転の方法」は、変わってきているのでしょうか? (HSさん)

お答えします。友人の方はすこし勘違いしているかもしれませんね。最近のクルマとはいえ、エンジンやトランスミッションの制御を、個人レベルでコンピューターが学習するのは難しいといえるでしょう。

最近のクルマは、燃費を向上させ、また排ガス規制に適合させるため、コンピューター制御による走行パターンを何種類ももっています。学習機能といっても、基本的にこのパターンのなかから、運転状況に合わせて、適切なプログラムを選んでいるだけです。もし個人レベルの嗜好に合わせてエンジンのプログラミングを変更してしまったら、現在の各種の規制値をクリアすることが難しくなるでしょう。

とはいえ、人間と同じように、クルマにも癖というものが出てきます。普段からゆっくりと運転しているクルマと、頻繁にエンジン回転を上げて走っているクルマとでは、フィールが違ってくるのです。これは電子制御うんぬんよりも、機械的な部分との兼ね合いですね。これについては「エンジンは、回さないと回らなくなる?」の項を読んでいただければと思います。

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