「インディ・ジャパン300」、ウェルドンV、ホンダ悲願の地元初勝利!

2004.04.19 自動車ニュース

「インディ・ジャパン300」、ウェルドンV、ホンダ悲願の地元初勝利!

IRLインディカーシリーズ第3戦「インディ・ジャパン300マイル」決勝が、2004年4月17日、栃木県のツインリンクもてぎ(1.5マイルオーヴァル/約2.4km)を200周して行われた。AGR(アンドレッティ・グリーン・レーシング)所属のダン・ウェルドンがレースの大半をリードし、同シリーズ初優勝を飾った。

ホンダエンジンはホームグラウンドで悲願の初勝利。しかも同じAGRのトニー・カナーンが2位に入ったことで1-2フィニッシュを達成し、CART時代を含めた7年越しの“夢”を実現させた。

ポールポジションからスタートしたウェルドンは、チームメイトのカナーンと終始トップ争いを繰り広げた。だが、ツインリンクもてぎのタマゴ型オーヴァルでは、25歳のイギリス人、ウェルドンに一日の長があった。昨年のルーキー・オブ・ザ・イヤーは、200周中192周をリード。カナーンに1.4454秒もの差をつけ、圧勝のうちチェッカードフラッグを受けた。

1998年にCART公式戦として始まったもてぎでのオーヴァルレースで、エンジンサプライヤーのホンダは勝利を手に入れられなかった。自らのホームコースで、フォード、トヨタに先を越され、臍を噬む日々が続いていただけに、7年目の初Vには、本田技研工業の福井威夫社長を含め大勢のスタッフが喜びにわいた。

エリオ・カストロネベスが3位、ダレン・マニング4位、スコット・ディクソン5位と、トヨタ勢が続いてフィニッシュ。日本人ドライバーでは、予選4番手の松浦孝亮が8位、高木虎之介が10位、今回スポット参戦したロジャー安川が11位という結果だった。

松浦は、スタート直後に4位をキープするなど上位にとどまっていたが、87周目のターン1でサム・ホーニッシュJr.と接触。ホーニッシュはカベの餌食となり、松浦は2回も余分なピットインを強いられ、結局8位でフィニッシュ。また高木は予選で痛めた背中に苦しめられ10位がやっとだった。

ウェルドンは初Vに加え、ポイントリーダーという地位までももてぎで手に入れた。123点は、ランキング2位のカナーンより6点、3位カストロネベスより17点多い得点だ。

次はいよいよインディアナポリス500。88回目の伝統のレースは、5月30日に決勝が行われる。

(webCG 有吉)

 

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