「カブリオレ&クーペ・サロン」、パリで開かれる(その1)
2004.04.14 自動車ニュース
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「カブリオレ&クーペ・サロン」、パリで開かれる(その1)
2004年4月2日から4日にかけて、フランスはパリのポルト・ド・ヴェルサイユにて、第15回「カブリオレ&クーペ・サロン(Salon du Cabiolet & du Coupe)」が開催された。パリ在住の野口友莉がリポートする。
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■5万人が集まるサロン
「カブリオレ&クーペ・サロン」は、フランス人のエリック・スタエ氏が若干18歳にして立ち上げた、その名の通り、カブリオレやクーペ、ロードスターばかりを集めたモーターショーである。
会場はパリ・サロンと同じだが、規模は5分の1程度。それでも世界中の主要な自動車メーカーが一堂に会し、クラブや関連ショップなどもあわせると出展数は約150、3日間で約5万人の来場者を集めていた。
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このサロンでは、クルマの脇で艶やかな衣装を纏ったコンパニオンが微笑むことはないが、フランス人やイタリア人のデザイナーによるファッション・ショー(水着含む)が特設舞台で行われ、華をそえていた。それも1940年の「シムカ5」や1963年「ビューイック」、「マツダRX-8」、フランスでは6月発売予定の「クロスファイア・ロードスター」など、新旧約30台のクルマとともにショーが繰り広げられる構成だった。
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また毎年恒例の、1つのメーカーを取り上げた回顧展も併設。これまでランボルギーニやアストンマーチン、ロールスロイスのレトロスペクティブが開かれた。
今年は80年近くの歴史を誇るマゼラーティ特集として、1957年発表「3500GT」のオープン「3500GTスパイダー」を筆頭に、「ミストラル・スパイダー」や、人気の高かった「ギブリ・スパイダーSS」、70年代に生産された「ボーラ」など10数台が揃った。
(文と写真=野口友莉)
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