「上手なクルマの運転とは?」

2004.04.03 クルマ生活Q&A ドライビング

「上手なクルマの運転とは?」

運転がうまくなりません。ペーパードライバーでもないのに、車庫入れ、縦列駐車、バックなど、いつまでたってもサッサッとできません。街でスムーズに運転している人たちは、どうしてできるようになったんでしょう? 別に困っているわけではないのですが……。なんだかクルマが“自分のアシ”になりません。(KNさん)

お答えします。素早い動作を行うことだけが“上手な運転”ではありません。私が考える上手なクルマの運転とは、まわりのヒトとクルマに気を配り、流れに乗り、クルマに無理をさせずに力を発揮させることです。

一般公道を走行するにあたっては、次のことを意識していれば自然と上手になっていくものです。

まず「車幅感覚」です。これがわかっていないと、クルマを左右に寄せることができません。車幅感覚を育成するコツをこっそりお教えしますと、ごくごくすいている道や駐車場などで(他人の迷惑にならない、危険のない場所を選ぶことが大切です)、タイヤで白線(など)を踏みながら走るのです。
右のタイヤ、左のタイヤと交互に線を踏んで、自分のクルマの端が「だいたいどのへんか」を感覚的におぼえるのです。車幅感覚がつかめるようになると、狭い道での相互通行や車庫入れなどがスムーズになります。
もっとも、左右と室内の3つのミラーを使い、実際に目視してまわりの状況をよく確認することは、車両感覚のあるなしにかかわらず大切です。

アクセルとブレーキペダルを使うときも、意識しながら踏むようにしてください。たんに「オン/オフ」するような、鈍感な踏み方は避けましょう。アクセルは、いきなりガバッと開けるのではなく、スーッと滑らかに踏むようにします。ブレーキを踏むときも、乗員の体が前にいかないよう、ソッと踏むようにしてください。

ステアリングホイールの操作も重要です。ステアリングを切った量と、実際に曲がる度合いを常に意識するようにします。車庫入れの際も、何度も切り返すのではなく、できるだけすくない切り返しで駐車できるよう、努力してみましょう。これが身に付けば、乗っているクルマの資質がわかってきた証拠です。

日頃からいつもうまい運転を意識すること、「上達しよう」と心がけて運転することが、上手になる近道ではないでしょうか。

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