【カーナビ/オーディオ】アゼストの2004モデル(多機能CDレシーバー編)

2004.03.31 自動車ニュース

【カーナビ/オーディオ】アゼストの2004モデル(多機能CDレシーバー編)

クラリオンが2004年3月上旬にリリースした「アゼスト」カーオーディオ2004年モデル。豊富なラインナップ群のなかで注目すべきは、CDレシーバーの上位2モデルだ。タッチパネル・コントロールを採用して使いやすさを追求したり、専用フラッシュメモリーに圧縮音声を手軽に録音できるといった、他にはない個性を持たせている。

■パネルを指で操作する
「DXZ945MP」 6.3万円

フロントパネルにタッチパネルを採用。パネル上を指で左右になぞればCDトラックのアップ/ダウンができるなど、快適な操作を実現するCDレシーバー。CD-R/RWに対応し、MP3やWMAファイルの再生もできる。ディスプレイは漢字表示に対応。1枚のCD-R/RWにCD-DAとMP3、WMAのファイルが混在していても再生できるマルチセッション機能も便利だ。デジタル音場/音質補正回路のACプロセッサーはバージョンIIIに進化し、これまでのACプロセッサーIIに採用されていたドルビープロロジック・やタイムアライメント、パラメトリックEQ、定在波や音の偏りを補正するVSE(バーチャル・スペース・エンハンサー)といった機能に加えMアンチディストーションフィルターを搭載。ハイパス/ローパスフィルターを内蔵しているので、サブウーファーをプラスしたときの調整もしやすい。
D/Aコンバーターは高精度なデジタル/アナログ変換が可能な24ビットのマルチビットタイプ。内蔵アンプは最大出力53W×4のハイパワータイプだ。本体で再生するCDなどの音と、外付けしたMDチェンジャーなどの音をスピーカーとヘッドホンに振り分けて同時に再生できる2ゾーン機能もユニークだ。


「DXZ845MC」 4.5万円

■内蔵メモリーに録音できるCDレシーバー
「DXZ845MC」 4.5万円

再生中のCDなどを手軽に録音して再生できる、ミュージックキャッチャーを搭載したCDレシーバー。内蔵メモリーに録音できる音声は標準のHQモードで最大265分(CD約4枚分)、長時間のLPモードで最大353分(CD約6枚分)。つまりCDチェンジャーいらず、というわけだ。またCDを聴いていて気に入った曲があったら、その曲だけを録音して“マイフェイバリット”をコレクションするといった使い方もあり。録音した曲の消去などの編集も簡単だし、長距離ドライブに出かけるときに聴きたいCDを何枚も持って出かける必要がないのもうれしい。
CDプレーヤー部は、CD-R/RWの再生が可能で、CD-DAのほかMP3&WMAの圧縮音声の再生にも対応。機能面では、元の信号の波形を変えずにバス/トレブルを強調できるアンチディストーションフィルターやサブウーファーの調整が可能なローパスフィルター、2バンドパラメトリックEQ、50Hz付近の低域をブーストして重量感ある音を再生するマグナベースEX、2ゾーン機能などを採用。内蔵アンプは最大出力53W×4。ディスプレイと操作キーの照明色は80色のなかから自由に設定可能。

【補足】
この上位2機種にはアンチディストーションフィルターという独自の音質改善機能が採用されている。これはトーンコントロールで低域や高域を強調しても位相ズレをおこさずに、CDの信号と同じ波形のままで音を強調できるという回路。これまではバス/トレブルをいじって低域や高域を持ち上げることによって元の波形を崩していたため、低音がモヤモヤしたり高音がキンキンしたり、声の質が変わるといったことが起きていたわけだが、アンチディストーションフィルターは原音の波形を崩さずに低音と高音を強調できるから、音のニュアンスはそのままに、よりクリアでメリハリのある音を楽しむことができる。これはスピーカーが純正のままでも、かなりの音質改善効果が得られる回路なので、ヘッドユニットを替えるだけでずいぶんとシャキッとした音になるはずだ。

(リポート=石田 功)

アゼスト:
http://www.addzest.com/

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