F1、バーレーンGPから予選方式を小変更

2004.03.26 自動車ニュース

F1、バーレーンGPから予選方式を小変更

国際自動車連盟(FIA)は、2004年3月24日、パリで世界モータースポーツ評議会を開き、F1の予選方式を第3戦バーレーンGPから変更することを決めた。

■すこしはマシ……?

昨年、大幅に変更されたF1の予選。1台ずつアタックという方式は昨年から引き継いだものの、今年からは土曜日の1セッションのみで行われるようになった。セッションを2パートに分け、最初は前戦決勝結果順に出走、グリッドを決める2回目は、1回目でタイムが遅かった順に計時するというやり方だった。
この方式の問題は、1パート目のアタックが、事実上、あまり意味をもたないということだった。

予選終了後のマシンのパルクフェルメ保管は維持されるうえ、2パートの時間的間隔が短いため、アタックは2回ともレースを見据えたセッティングで臨むことになる。加えて「1GPにつき1エンジン」ルールが施行されたことにより、チームはエンジンに余計な負荷を与えたくない。つまり、昨年の金曜日予選で見られたような“ここ1発の真の速さ”は、いずれにしても期待できない。

しかもアタックに失敗してコースアウトでもしたら、グリッド後方からのスタートが待っているのだから、2回目の出走順を決めるだけの1回目にあえてリスクを負うドライバーは皆無といってよく、レースより長い時間をかけて行うこの方法には、関係者を含め疑問の声が多かった。

今回、FIAの世界モータースポーツ評議会が決めた変更は以下の3点。

・1回目のアタックを「プレクォリファイ(プレ予選)」として、現地時間の13時からスタート。
・2回目は「クォリファイ(予選)」として14時から開始。
・土曜の他のセッションは1時間繰り上げ。

1セッションだったものを正式に2つに分け、テレビ向けには2回目の予選を、ということが狙いと思われるが、プレ予選は、いったいどんな意味があるのだろうか? 依然として疑問が残る。

(webCG 有吉)

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。