第108回:「コージのジュネーブショー通信」その5 本気のベンツSLK、いやらしいCLS、やっと出たプジョー407など

2004.03.23 エッセイ

第108回:「コージのジュネーブショー通信」その5 本気のベンツSLK、いやらしいCLS、やっと出たプジョー407など

360psを発する5.5リッターV8搭載、新型SLKのトップグレード「SLK55AMG」。
360psを発する5.5リッターV8搭載、新型SLKのトップグレード「SLK55AMG」。

第108回:「コージのジュネーブショー通信」その5 本気のベンツSLK、いやらしいCLS、やっと出たプジョー407などの画像

■ファッション化進行中!

ジュネーブで見たのは、やっぱ「メルセデスベンツ SLK」とか「プジョー407」とか話題作。SLKはアレだね、ますます本気になってきた感じ。乗ってないから実感は沸かないけど、軽量化&剛性アップしたとこや、なにより5.5リッターV8積んだAMGバージョンまで用意しちゃったところが凄い。
初代はわりと「つくってみました」風で、いわばヴィトンの携帯電話カバーみたいに「あー、ベンツでもこんなのあるんだー」みたいな位置づけだったと思うけど、2作目からはバリバリにメインストリームに乗ってきたような。もはやラインナップから外せない商品になった気がします。

「CLS500」
「CLS500」
「プジョー407セダン」
「プジョー407セダン」

“ベンツがつくったカリーナED”たる「CLS」もいやらしいよね。とても昔のベンツじゃつくらない、カッコだけの4ドアセダンだけど、今のブランド力をもってすれば、ある程度はウケる。ハッキリ言ってカッコいいです。

「プジョー407」に関しても同様。「さすが、自分のブランドの位置づけわかってんな」ってくらいペッチャンコのカッコいいセダンだけど、遅すぎるといえば遅すぎる(?) だって406、「一体いつの時代のクルマなんだ?」ってくらいに古臭かったもん。便利でいいクルマだったけど、206や307に比べ、あまりに前時代的過ぎた。やっとバランス取れた感じ。

ってなワケで、ますますクルマのファッション化は進行してますなぁ〜

(文=小沢コージ/2004年3月)

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小沢 コージ

小沢 コージ

神奈川県横浜市出身。某私立大学を卒業し、某自動車メーカーに就職。半年後に辞め、自動車専門誌『NAVI』の編集部員を経て、現在フリーの自動車ジャーナリストとして活躍中。ロンドン五輪で好成績をあげた「トビウオジャパン」27人が語る『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた』(集英社)に携わる。 ホームページ:『小沢コージでDON!』