IRL開幕戦、ペンスキーのホーニッシュJr.が制す!

2004.03.01 自動車ニュース

IRL開幕戦、ペンスキーのホーニッシュJr.が制す!

IRLインディカーシリーズの2004年シーズン開幕戦が、2004年2月29日、米フロリダ州のホームステッド・マイアミ・スピードウェイ(1.5マイルオーヴァル/約2.4km)を200周して行われた。過去2度チャンピオンに輝いた経歴をもつサム・ホーニッシュJr.(ダッラーラ/トヨタ)が、名門チーム・ペンスキー移籍後の初レースを優勝で飾った。2位はチームメイトのエリオ・カストロネベスで、ペンスキーはIRL参戦3年目で6回目の1-2フィニッシュを達成した。

3位は、昨年ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したダン・ウェルドン(ダッラーラ/ホンダ)、4位には高木虎之介(ダッラーラ/トヨタ)が入った。

改修を受け、バンク角を6度から18〜20度に増したホームステッド。ここでのレースを得意とするホーニッシュJr.は、インディアナポリス500を2度制したチームメイト、カストロネベスと最終周まで激しくトップを争った。

終盤、ペンスキーの2台を先頭に、ウェルドン、高木が追いすがる展開。ファイナルラップまで首位を守っていたカストロネベスを、ホーニッシュJr.がインから攻めてオーヴァーテイク。両車はそのままのオーダーで、0.0698秒差でチェッカードフラッグをくぐった。

「レース序盤、リードするエリオ(カストロネベス)の後ろで、彼がどこでうまいかを見ていたんだ」というホーニッシュJr.。「何度もアウトから追い越しをしかけたけど、彼のマシンも速く、抜くことはできなかった。そこでインからいくことに決めたんだ」。ホーニッシュJr.は、名門チームでのデビュー戦を最良のかたちで終えた。

今シーズンからダッラーラのシャシーにスイッチした高木にとっても、今後に期待がもてる結果となった。高木は、「前日の予選ではスピードが伸びなかったものの、レース中は最高の状態だった。序盤は燃費をキープする作戦をとったがこれがうまくいき、最後のピットストップを短縮することができた」というコメントを残した。

一方、今年スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシングからIRLに打って出る松浦孝亮(Gフォース/ホンダ)は、18位からスタートし、ルーキー最高位の11位でレースを終えた。

全16戦で繰り広げられる今年のIRLインディカーシリーズ。次戦は、3月21日、米フェニックスで開催される。

(文=webCG 有吉/写真=トヨタ自動車)


高木虎之介(手前右)は、4位でフィニッシュ。幸先よいスタートを切った。


表彰台にあがるホーニッシュJr.(左)とカストロネベス(右)。

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