【Movie】ボルボのニューエントリー「S40」&「V50」発表

2004.02.06 自動車ニュース
 
【Movie】ボルボのニューエントリー「S40」&「V50」発表

【Movie】ボルボのニューエントリー「S40」&「V50」発表

ボルボカーズジャパンは、ボルボのエントリーモデルをフルモデルチェンジ。セダン「S40」と、ステーションワゴン「V50」を、2004年2月6日に発表、同年5月から受注を開始する。価格は、S40が330.0万円から410.0万円、V50は355.0万円から445.0万円まで。

「関連リンク」ボルボS40 2.4i(5AT)/S40 T5(5AT)【海外試乗記】http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000014735.html


【写真上】「V50」
【写真下】「S40」
 
【Movie】ボルボのニューエントリー「S40」&「V50」発表

■待望のエントリーモデル

ボルボのエントリーモデルが、7年ぶりに生まれ変わった。2003年のフランクフルトショーで発表された“スウェーディッシュ・ダイナミックサルーン”こと「S40」と、同年ボローニャショーでお披露目された“ニュー・スポーツ・エステート”の「V50」である。
輸入車販売台数で第4位のボルボは、わが国ではエステート(ワゴン)の人気が高く、販売の主力は「V70」が担っている。しかし、車両価格400.0〜575.0万円と高価なこともあり、販売台数の拡大が難しかった。国産車と拮抗する価格による新規ユーザーの獲得や拡販、スポーティイメージで若い世代に訴求できる新型は、ボルボファンのみならず、ボルボカーズジャパンが待ち望んでいたモデルといえるだろう。


S40のリアビュー
 
【Movie】ボルボのニューエントリー「S40」&「V50」発表

日本に導入されるのは、S40、V50のいずれも、エンジンチューンの異なる3グレード。すなわち、2.4リッター直5(140ps)を積む「2.4」、同170ps版の「2.4i」と、2.5リッター直5ターボ(220ps)搭載の「T-5」である。トランスミッションは、すべてシーケンシャルモード「ギアトロニック」付き5段AT。駆動方式はFFのみだ。


革新的なインテリアデザインを謳う「フリーフローティング・センタースタック」
 
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■引き締まったボディ

短い前後オーバーハング、ボディ前後の絞り込みなどが、引き締まった印象を与える新型のルックスは、先代S40や「S60」のデザインを進化させたもの。スポーティに振ることで、エントリーモデルを若い世代に訴求したい考えがあるという。ボディサイズは、S40が全長×全幅×全高=4470(-45)×1770(+50)×1450(+30)mm。V50は、同4515×1770(+50)×1450(-10)mm。幅は広くなる一方、セダンの全長は45mm短縮された。一方、ホイールベースは80mm長い2640mm、トレッドは前1535(+65)mm、後1530(+55)mmと、シャシー寸法は拡大された。


S40のインテリア
 
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フォードグループ内で、コンポーネンツを共用化してつくられた新型の基本骨格は、「マツダ・アクセラ」やフォードの次期「フォーカス」にも使われる。従来モデルに較べて、ねじれ剛性はS40で68%、V50は34%向上したという。安全に厳しいボルボらしく、短くなったフロント構造に、衝突安全性を高める特許技術などを採用、フラッグシップ「S80」に匹敵する安全性を実現したという。


「V50」の荷室は417リッター、最大1307リッターに拡大できる(いずれもボルボカーズ測定値)。助手席シートバックを倒せば、写真のように長尺物も積める。
 
【Movie】ボルボのニューエントリー「S40」&「V50」発表

スカンジナビアンテイストあふれるインテリアは、「フリーフローティング・センタースタック」と呼ばれるセンターパネルが新しい。大きなスイッチ類を配したパネルは厚さ25mmの薄型で、背面は収納場所を兼ねたオープンスペースになっている。グレードによってデザインが異なり、T-5の標準がアルミニウム、その他はウッドパネル「ダークウッド・エフェクト」が配される。
旧型から80mm伸ばされたホイールベースにより、キャビンは幅が110mm、後席ニースペースは40mm前後拡大(S40)。後席は全車、6:4の分割ダブルフォールディング式となる。


「T-5」が搭載する、2.5リッター直5DOHC20バルブターボ・インタークーラー付きエンジン
 
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■「超-低排出ガス」認定

エンジンは、2.4リッターNAが2種と、2.5リッターターボの3種類。「2.4」がトルクを重視したチューンとなり、140ps/5000rpmと22.4kgm/4000rpmを発生。「2.4i」は高出力型で、170ps//6000rpmと23.5kgm/4400rpmのアウトプットとなる。トップグレード「T-5」の2.5リッターターボ・インタークーラー付きは、220ps/5000rpmの最高出力と、32.6kgm/1500-4800rpmの最大トルクを誇る。すべて、直列5気筒をフロントに横置きする、ボルボではお馴染みのレイアウトだ。
トランスミッションはすべて5段AT。運転スタイルに合わせてシフトタイミングを調節する「アダプティブ」機構や、シーケンシャルモード「ギアトロニック」が備わる。



 
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基本装備は、いずれのグレードも充実した内容。運転席パワーシート(8Way)、フルオートエアコン、CD付きオーディオなど快適装備が標準で揃う。エアバッグやDSTCといったセーフティデバイスが装着されるのは、ボルボだからいうまでもない。さらに、全グレードが「超-低排出ガス」認定をクリアする環境性能の持ち主。輸入車の認定は、S40/V50が初めてだという(日本メーカーの海外生産車を除く)。

(webCGオオサワ)

ボルボカーズジャパン:
http://www.volvocars.co.jp/


ボルボカーズジャパン マーケット企画部の越知竜士さん
 
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【ボルボS40&V50発表】




【目標4000台!】



(リポーター=webCG本諏訪/撮影、編集=カネヨシ)

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