ルノーF1、新型「R24」を発表

2004.01.30 自動車ニュース

ルノーF1、新型「R24」を発表

ルノーの最新型F1マシン「R24」が、2004年1月29日に発表された。

■今年はトップ3、そして来年はタイトル奪取!

1977年、その後F1界に大きなインパクトをもたらすことになるターボ技術を携えGPに打って出たルノー。シャシー、エンジン両方を手がけた“第1期”ワークス活動は1985年まで続き、レコードブックに15勝を記した(ターボエンジンは1986年まで)。
1989年にエンジンサプライヤーとして復帰。フランスはヴィリ・シャチオンで生まれたNAのV10エンジンは、1997年に撤退するまで75回勝利し、最強ユニットの名をほしいままにした。
2000年、エンジン供給先だったベネトンチームを買収し、2002年、再びルノー・ワークスチームとして参戦を開始。2003年ハンガリーGPで、若きスペイン人フェルナンド・アロンソが“オール・ルノー”に20年ぶりの勝利をもたらしたことは記憶に新しい。昨年は、フェラーリ、ウィリアムズ、マクラーレンの後ろ、コンストラクターズランキング4位でシーズンを終えた。

復帰3年目の2004年に掲げた目標は、トップ3に入ること。そのため、2年間使ったVバンク角110度前後といわれた独自の“ワイドVアングルユニット”を捨て、よりコンベンショナルな角度のV10「RS24」エンジンを採用。今年から施行されるエンジンの長寿命化ルールに対応する信頼性あるユニットにするとともに、ワイドエンジンでは難しかったとされるパワーアップ化を推し進めたい考えだ。

ルノーF1のパトリック・フォール会長兼CEOは、「今年の目標はさらに上位を目指すこと。昨年“ビッグ4”の仲間入りを果たしたわれわれは、トップ3の1チームを追い出さなければならない」とコメント。「そのためには、絶対的な信頼性が重要なのだ」と語った。

ルノーのコーポレートカラー、黄色の部分が多くなった感のあるR24。信頼性の確保とともに、シャシーとエンジンの協調による空力向上が謳われる。
昨年末トヨタへと移籍したマイク・ガスコインに替わりテクニカルダイレクターを務めるボブ・ベルは、「(シャシー部門があるイギリスの)エンストンと(エンジン部門のあるフランスの)ヴィリ・シャチオンのコミュニケーションのおかげで、全体のパッケージはコンパクトに仕上げられた」と自信をのぞかせる。

今年目指すトップ3の先には、2005年にタイトルへチャレンジするという大目標がある。チームを取り仕切るフラヴィオ・ブリアトーレ、アロンソ、そしてヤルノ・トゥルーリ両ドライバーを含め、チーム全体が、オール・ルノー初の栄冠に向けて前進を続けている。

(文=webCG 有吉/写真=Renault)

 
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