三菱自、ふそう株22%をダイムラークライスラーへ売却

2004.01.19 自動車ニュース

三菱自、ふそう株22%をダイムラークライスラーへ売却

三菱自動車は、2004年1月15日の取締役会で、同社の関連会社「三菱ふそうトラック・バス(株)」の株式の持ち分42%のうち22%を、提携関係にあるダイムラークライスラー(DC)に売却することを決議した。経営資源を乗用車部門に傾注する。

DCは既に三菱ふそうの43%の株を保有しており、事実上、三菱ふそうはDCの子会社となる。株式の譲渡は2004年3月末までに完了する予定で、売却価額は約520億円の見通し。

三菱自動車のロルフ・エクロート社長兼CEOは、株式売却の理由として、
1. 経営資源を乗用車事業へ傾注、
2. 売却で得られる資金で新型車開発費を強化、
3. 世界最大手の商用車メーカーであるDCとの緊密な関係により、三菱ふそうが競争の激化するトラック業界で強固な地位を得ること、
を挙げている。

三菱自動車は、2003年1月にトラック・バス事業を分社化し、完全子会社として三菱ふそうを設立。同年3月に三菱ふそう株のうち43%をDCに、15%を三菱グループ各社に売却した。
三菱ふそうは、2003年からDCとの“戦略的協業”をスタート。大型トラック用グローバルエンジンの開発に参加するほか、「ふそうトラック」にメルセデスベンツの中型エンジンを採用することも決まっている。

三菱ふそうの2003年度上半期の業績は、国内の排ガス規制対応などもあって、売上高が前年同期比26%増の4321億円、営業利益は135億円(前年同期は20億円)にのぼる。

(webCG カワデ)

三菱自動車:
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/japan/
三菱ふそうトラック・バス:
http://www.mitsubishi-fuso.com/jp/

 
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