【デトロイトショー2004】巻き返しを図るGMグループ

2004.01.06 自動車ニュース
【デトロイトショー2004】巻き返しを図るGMグループ

【デトロイトショー2004】巻き返しを図るGMグループ

年初恒例の国際自動車ショー「デトロイトショー」ことNAIAS(North American International Auto Show)が、2004年1月4日のプレスデイで幕を開けた。webCGエグゼクティブディレクター、大川 悠が現地から報告する。


「ポンティアック・ソルスティス」

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■ボブ・ラッツの巻き返しと「C6コーベット」

ゼネラルモーターズの記者会見は、プレスデイ初日の昼に始まった。リック・ワーゴナーCEOに次いで、開発担当トップのボブ・ラッツが自信たっぷりに紹介したのは、「カッパ・アーキテクチュア」と呼ばれる新しいプラットフォームから生まれたクルマたちだった。


「サターン・カーブ」

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これらは、ラッツが2年程前にGMに移籍して以来、最重要プログラムとして進めてきたもの。2年前のデトロイトショーで発表したコンセプトカー「ポンティアック・ソルスティス」がその第1弾だったが、これを熟成した、いくつかのバリエーションを今回公開した。
4気筒をフロントに置いた、古典的なリア駆動のスポーツカーシリーズで、形とともに、ハイドロフォームを駆使したプラットフォームフレームにも魅力がある。ホイールベースの長短で2シーターと4シーター、2つのバリエーションを実現した。


「シボレー・ノマド」

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2シーターは、ソルスティスのフェイズ2ともいうべきもの。一応はコンセプトカーだが、年内にも2万ドル以下で売るという。「マツダ・ロードスター」のライバルとなるモデルだ。
これにリアシートを加えたのが、「サターン・カーブ」と「シボレー・ノマド」。サターンはスポーツクーペ、懐かしい名前のノマドは伝統通りワゴンだが、2ドアのいわゆる“スポーツエステート”である。


6世代目となる「シボレー・コーベットC6」

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だが、GM生産車の目玉は、初日の夜オペラ座で公開されたニュー「コーベット」。第6世代目ゆえに「C6」と呼称される新型は、フェラーリ的に露出したヘッドランプ以外はかなり前身のC5イメージを追っている。全体の寸法はやや小さくなって、コンパクトゆえの敏捷さを狙う。伝統のスモールブロック・シボレーV8の流れを汲むLS系V8は、今回「LS2」に進化した。6リッターで約400psを発生。トランスミッションは、4段ATの他にトレメック製6段MTも用意される。販売は2004年後半からだ。

(webCG大川悠)

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