「あわせガラスって……?」

2003.12.27 クルマ生活Q&A ボディ

「あわせガラスって……?」

自動車のガラスって、「割れても飛び散らないようにできている」と聞いたことがあります。自動車ディーラーの整備士に尋ねたら、日本車はフロントガラスのみに合わせガラスを使っているとのこと。運転席や助手席、後席の窓ガラスが割れた場合の事を考えると怖いですね。内側からフィルムを貼りたいと思っていますが、車検のことや綺麗に作業して欲しいと思う気持ちから、具体的にどうしたらいいのかわかりません。こんな質問ですが、どうぞよろしくお願いします。(KNさん)

お答えします。「合わせガラス」は、ガラスとガラスの間に中間膜がサンドイッチされているので、割れたときにガラスが粉々にならないのです。ちなみに、中間膜はビニールプラスチックで、フィルム状のモノです。

私の記憶ですと、1960年代の欧州車のほとんどが、この合わせガラスを使用していたと思います。「強化ガラス」と比較して崩れ落ちにくいため、なかなか穴も開きません。ただ、合わせガラスは古くなると角から白く濁ってくることがあります。その場合は、早めの交換が必要です。

いまでは合わせガラスのようなサンドイッチ構造は採らず、しかし同じ効用をもったガラスが開発されています。従来は2枚必要だったガラスですが、新しいタイプは、1枚のガラスに内側からフィルムを貼るだけでいいのです。いうまでもなく自動車において軽量化は大切なことです。ガラスのように重くて広い面積で使っているパーツは、できるだけ軽くしたい。そこで、このようなガラスが開発されたわけです。

さて、自動車用のガラスは非常に強力につくられていますので、合わせガラスでない窓でも、そのうえフィルムを貼る必要はありません。それでもなお、プライベート上の理由でフィルムを貼りたい場合は、フロントと運転席、助手席を除いたウィンドウにフィルムを貼ることができます。

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