トヨタF1、アンダーソンに代わり冨田会長がチーム代表に

2003.12.20 自動車ニュース

トヨタF1、アンダーソンに代わり冨田会長がチーム代表に

トヨタ自動車のF1チーム「パナソニック・トヨタ・レーシング」の運営を行うトヨタモータースポーツ有限会社(TMG)は、2004年1月1日付けで、オベ・アンダーソンに代わり、冨田務TMG会長がチーム代表に就任することを、2003年12月19日に発表した。
現在TMG副会長でもあるアンダーソンは、TMGの相談役となる。

オベ・アンダーソンとトヨタの関係は30年以上前、ラリードライバーとして腕を振るっていたアンダーソンが、トヨタワークスドライバーとしてRACラリーに出場した頃に始まる。1973年、トヨタのラリー本格参戦決定を受け、アンダーソンは自身のチームを設立。やがてトヨタの世界ラリー選手権(WRC)活動を一手に引き受けるほどに成長させた。トヨタ・チーム・ヨーロッパ(TTE)として、カルロス・サインツが1990年にドライバーズワールドチャンピオンに、また1993年にはマニュファクチャラーズチャンピオンに輝くなど戦績を残した。

1998、99年のルマン24時間挑戦(最高位は1999年2位)を経て、TMGとしてF1に打って出たのが2002年。物静かなスウェーデン人は、F1サーカスで陣頭指揮をとること2年で、一線から退くことになった。

冨田新チーム代表は、全世界のトヨタのモータースポーツ活動を統括する立場で、トヨタF1ではプロジェクトリーダーを務めた。1969年にトヨタ自動車に入社した技術者上がりで、1987年からレーシングエンジン開発に携わる。以後、ルマン24時間、WRCを含むすべてのレーシングエンジンの統括責任を負った。1996年、トヨタ自動車の取締役就任。2003年7月からTMGに常駐していた。

(webCG 有吉)

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