スズキ、2004年度のモータースポーツ計画を発表

2003.12.16 自動車ニュース
 

スズキ、2004年度のモータースポーツ計画を発表

2003年12月15日、スズキは、2003年の同社のモータースポーツ活動の結果と、2004年の国内、海外における4輪モータースポーツ活動の体制を発表した。


津田鉱スズキ社長
 

■無から有へ

2003年ジュニア世界ラリー選手権(JWRC)に参戦したスズキ「スイフト」は、2度の優勝を果たし、ドライバーズランキングでも上位を独占。マシンの外装色から、「イエロー・ブレット(黄色い弾丸)」と呼ばれるなど注目を浴びた。
参戦2年目にして欧州車に匹敵するマシンに成熟したことに対し、スズキの津田鉱社長は、「無から有を生ずることができた」と表した。

さらに、アジア・パシフィックラリー選手権では、1.6リッターFFが、2リッター4WDを脅かすなど、マシンのポテンシャルの高さを強烈にアピール。全日本ダートトライアル選手権では、全戦優勝。全日本ジムカーナ選手権においても、全8戦中7戦優勝という快挙を成し遂げた。
また、国内唯一のナンバー付き軽自動車「Kei Sport」による、JAF(日本自動車連盟)公認のワンメイクレース「Kei Sportカップ」は3年目に突入。参加者が年々増え続け、スズキが提唱する“気軽な参加型モータースポーツ”が浸透しつつあると報告された。



 

■2004年も勝ちます!!

続いて“モンスター田嶋”ことスズキスポーツ(株)の田嶋伸博社長から、2004年度スズキ4輪部門モータースポーツ活動計画についての報告がなされた。
2004年のモータースポーツ活動は、JWRCへの支援をはじめ、アジア・パシフィック・ラリー選手権、全日本ダートトライアル選手権、全日本ジムカーナ選手権への参戦、スズキワンメイクレースシリーズへの協賛など。2003年同様の体勢を維持する。

JWRCには、参戦車両として「イグニス・スーパー1600」を投入し、シトロエン、フォードなどの欧米勢の新車種投入に対抗する。ヨーロッパ戦略用に開発されたスイフトの姉妹車である、ニュー「イグニス」をベースとする。ボディは4ドアとなり、全幅もプラス。1.6リッターエンジンは、218psと19.0kgmを発生する。

ドライバーは、ミルコ・バルダッチ、ガイ・ウィルクス、H・ミッコラの息子ヴェーサ・ミッコラなど、若く有力なドライバーがヨーロッパ全土から集められた。北欧、南欧出身のドライバーが、出身地に因んだそれぞれの得意分野を共有することによる、スキルアップの相乗効果が期待できそうだ。
国内レースでは、2003年度全戦優勝を収めた田崎克則選手と大沢勉選手が2004年度もドライバーを務める。

普段からモータースポーツでスズキとの繋がりが強い、タレントの高島礼子さんが会場に登場。美女の応援を背に、来年の活躍を一同で約束した。

(webCG ホリ)

スズキ:
http://www.suzuki.co.jp/

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