VW「ルポGTIカップ」の表彰式開かれる

2003.12.05 自動車ニュース
 

VW「ルポGTIカップ」の表彰式開かれる

2003年12月2日、東京・六本木ヒルズのホテルグランドハイアット東京にて、「フォルクスワーゲン・トロフィ・アソシエイション」(VTA)が主催するレースの表彰パーティが開かれた。健闘した選手たちの表彰とあわせ、VWの今後のレース活動などについての発表も行われた。


ルポGTIカップ2003チャンピオンの壷林貴也選手と、フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)マーケティング部のマーティン・ビスウルム部長。
 

■盛り上がった「ルポGTIカップ」

2003年から始まった「ルポGTIカップ」は、参加選手の技量や戦績に応じて、「エキスパート」と「クラブマン」の2クラスが混走する、本格的なワンメイクレース。初年度は全5戦で争われた。VTA主催のレースはほかに、「ニュービートル」や「ゴルフGTI」で行う「VWレーシングカップ2003」、「VWサーキットトライアル」などがあり、それぞれの上位入賞者の表彰式が行われた。


ルポGTIカップ、クラブマンクラスの上位6名。
 

ルポGTIカップ・クラブマンクラスは、プロドライバーも数多く参戦するハイレベルなクラス。チャンピオン争いが最終戦までもつれこむほどの激戦を制したのは、112点を獲得した壷林貴也選手(CRT Lupo GTI)。2位の坂本拓也選手(Team DUO Lupo)との差は、わずか4点だった。3位には、女性ドライバーの梅津則子選手(ビーズクルー)が輝いた。


以前『webCG』に出演していただいた、レーサー/ドライビングインストラクターの大村あつこさんも、ルポカップに出場。「得意なのはフォーミュラ」というだけあって、“ハコ車”のレースではちょっと残念な成績となった。
「やっとハコ車がわかりかけたところで、レースが終わってしまって……」と残念そう。
 

盛り上がりをみせたレースに、フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)、マーケティング部のマーティン・ビスウルム部長は、「成功を収めることができた」とコメント。最終戦まで結果がわからない、エキサイティングな展開にも満足な様子だった。
さらに、2004年度のレース活動について、VTA事務局の中泉修氏が語った。2004年も、ルポGTIカップを始めとする3シリーズを開催。「スポーツランドSUGO」と、「TIサーキット英田」を新たな開催地に加え、「広い地域でVWに親しんでもらいたい」という。


VGJ広報部の小島誠部長
 

■トゥアレグでパリダカ

加えて、2003年のVGJと、世界のレース活動について、広報部長の小島誠氏が発表を行った。
VGJの販売面について、コンパクトカー「ルポ」や「ニュービートルカブリオレ」など、ニューモデルが成功し、「昨年に引き続き、輸入車販売台数NO.1の地位を維持できた」と、好調さをアピール。さらに、高級SUV「トゥアレグ」が、VWにとって「質実剛健のブランドから、高級、ダイナミック、革新というバリューを、ブランドに加えた」と述べ、“プレミアムブランド”への移行が順調であることを示唆した。


2003年のバギーに続き、トゥアレグでも好成績を残すことができるか? 三菱「パジェロエボリューション」やBMW「X5」、日産ピックアップなどの強豪に挑む。
 

そのトゥアレグで、2004年の“パリダカ”こと「テレフォニカ・ダカール・ラリー」に参戦することを発表。ドライバーは、2001年の覇者、ユッタ・クラインシュミットらを起用するという。
新型車での参戦ということで「今回は完走を目指し、データ収集にあたる」と謙虚な姿勢を見せる一方、VWは2003年のパリダカにバギーで参戦し、クラス1、2位を獲得したことから「(上位ランクインに)期待していただきたい」と、自信をのぞかせた。

(webCGオオサワ)

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