ダイハツ、新型軽自動車「タント」発表

2003.11.27 自動車ニュース
 

ダイハツ、新型軽自動車「タント」発表

ダイハツ工業は、広々とした室内空間を追求した新型軽自動車「Tanto」(タント)を、2003年11月27日に発表した。


ダイハツ工業の山田隆哉社長と、イメージキャラクターの工藤静香さん。
 

■ダイハツ第3の主力

イタリア語で「とても広い、たくさんの」を意味する単語から名付けられた「Tanto」(タント)。2003年10月に開かれた「第37回東京モーターショー」に参考出品され、山田隆哉社長が「ムーヴ、ミラに続く第3の主力」と述べた、ハイトワゴンのニューモデルである。



 

同社には、広い室内をウリにするハイトワゴン「ムーヴ」があるが、「しあわせ家族空間」をコンセプトにするタントは、さらなる広さを追求。全幅と全長は軽規格イッパイのため変わらないが、全高とホイールベースを延長し、国産1.5リッタークラスのピープルムーバーと同等の室内容積を実現したという。


広さとともに、ほぼフラットな床面や、ドアステップと床面の段差を少なくするなど、ママ&子供への使い勝手に配慮した。後席スライド量260mmは、ムーヴより10mm多い。
 

エンジンは、660cc直列3気筒のNA(58ps)とターボ(64ps)。トランスミッションは、NAのFFが4AT、4WDは3AT。ターボにはロックアップ機構がついた電子制御式4ATが組み合わされる。全グレードにFFと4WDが用意され、価格はベーシックな「L」(FF)の99.8万円から、「RS」(4WD)の146.0万円まで。ちなみに、ムーヴ&ムーヴカスタムは、87.8万円から157.2万円。


収納スペースは、社内外の女性にモニターして便利さを追求。助手席アッパーボックスは、薄型ティッシュボックスが丸ごと収納できるサイズ、運転席側にはA4サイズの地図も入る。
 

■軽乗用車最大級

タントは、ムーヴのプラットフォームをベースに、全高とホイールベースを延長してつくられる。ボディサイズは、全長×全幅×全高=3395×1475×1725mmと、ムーブより95mm高い。“軽自動車最大”を謳う2440mmのホイールベースは、ムーヴ比50mmも増加した。室内は当然広く、室内長2000mmを実現。1330mmという子供なら立ち上がれる高さ、1040mmの前後席間隔もジマンだ。もちろん、90度まで開くドアや豊富な収納スペースなど、ムーヴに採用した便利機能は踏襲される。


リアシートと助手席をフラットにすれば、子供用自転車が2台積める。4名乗車時でも、A型ベビーカーや三輪車などが積み込めるという。
 

インテリアコンセプトは“シンプル&プレーン”。すっきりした見た目と、高さを得たことによる室内の開放感を活かし、リビング感覚の内装を目指したという。
室内が高いことに加え、床面地上高を下げるなどして、ラゲッジスペースも拡大された。4名乗車時で516リッター(VDA方式)の荷室容量は、ムーヴの353リッターを凌ぎ、後席を折りたためば最大1407リッターとなる。後席は、シートバックと床面がフラットになるよう設計され、荷室スペースを最大限に利用できるという。



 

エンジンは、ムーヴの660cc直3DOHC12バルブをスライド採用。NAが、58ps/7600rpmの最高出力と、6.5kgm/4000rpmの最大トルクを発生。ターボは、64ps/6400rpmと10.5kgm/3200rpmのアウトプットも変わらない。一方、車重が大人ひとりぶんほど増えたため、NAの最終減速比が5.222から5.844と、加速重視の設定になった。

(webCGオオサワ)

ダイハツ工業:
http://www.daihatsu.co.jp/

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