“マッチ”プロデュースの「セーフティドライビングパーティ」開催

2003.11.14 自動車ニュース

“マッチ”プロデュースの「セーフティドライビングパーティ」開催

“マッチ”こと近藤真彦率いるレーシングチーム「KONDO Racing」。いつもはフォーミュラニッポンやルマンといった“戦場”で活躍する彼らが、2003年11月8日、静岡県の富士スピードウェイで、一般の方を対象とした「セーフティドライビングパーティ」を開いた。


豪華な講師陣が挨拶。左から、近藤真彦代表、立川祐路、そして福田良。

■クルマとの安全で楽しい付き合い方を

今回初開催となった「KONDO Racingプロデュース『SUNTORY support 第1回セーフティドライビングパーティ』」は、一般ドライバーに、正しく安全にドライブするためのノウハウを教えることを目的としたイベントである。
急ブレーキや濡れた路面での体験走行といった“ドライビングスクール”という側面をもちながら、子供連れで楽しめる“パーティ”でもあるというのがユニーク。現役レーシングチームが主催するという点も珍しい。


近藤講師による講義。的確なシートポジションを見つけること、シートベルトをしっかりしめること、車間距離を保つこと、ルームミラーをこまめに確認すること、など、運転の基本を改めて説いた。

「モータースポーツの世界でもセーフティは大切です」とは、いつもはサーキットで鎬を削るKONDO Racingの近藤真彦代表。一般の生活における、クルマと安全なかかわり方を楽しみながら見つめなおそう、という趣旨に、全国から賛同者が集まり、秋晴れの富士スピードウェイで会が催された。

自らがステアリングを握りやってきた人もいれば、東京、横浜からの2台のチャーターバスに乗ってきた人もあり。その多くが子供の手を引いての参加で、会場はさながら“遠足”の雰囲気。講習中に子供が飽きないよう、遊び道具が置かれた専用テントが用意されたから、お父さん、お母さんも安心だった。


路面を濡らしてのスキッドパッド講習。普段は試せない“ちょっと危ない走行”も、広いスペースに講師付きの運転なら体験できる。

ドライビングを教える講師は、近藤代表に加え、同チームでフォーミュラニッポンに参戦している立川祐路、ルマン出場の福田良という現役ドライバー陣。座学では、近藤講師が壇上に立ち、安全にクルマを運転するための基礎的な講習が行われた。

場所を屋外に移して実地講習。参加者は、トヨタ自動車が提供した「プレミオ」「アリオン」「マークIIブリット」らに、助手席に講師を伴い乗り込み、濡れた路面でのスキッドパッド走行、30km/hまで加速してのフルブレーキングを体験した。


講習中、お子様方は塗り絵やビーズを楽しんだ。スタッフもいるからお父さん、お母さんも安心。普通のドライビングスクールでは見られない一場面だ。

サーキットでのレース活動のみならず、クルマとの安全で楽しい付き合い方を教えるといった社会的な啓蒙活動にフィールドを広げようとしているKONDO Racing。今後は、春、秋の年2回を目標に、同様のイベントを開きたいという。

(取材=山田由喜恵/まとめ=webCG 有吉)

KONDO Racing:
http://www.matchy.co.jp/race/


「お母さん、大丈夫かなあ……」


こちらは、県内から参加の長谷川さんファミリー。「前々からこういうスクールに参加したかった」というご主人はもともとレース好きで、サーキットにはよく足を運んでいるという。


イベントの最後、展示用にもちこまれたフォーミュラニッポンのマシンがデモ走行。エンジンに火が入った瞬間、「オー!」という歓声が響いた。近藤監督のイキなはからいだった。

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