【東京モーターショー2003】アルファロメオ「日本で1万台を売る!」

2003.10.28 自動車ニュース
 

【東京モーターショー2003】アルファロメオ「日本で1万台を売る!」

2003年10月22日のプレスデイで幕を開けた「第37回東京モーターショー」。アルファロメオのプレスブリーフィングは、アルファロメオ・ビジネスユニット社のダニエル・バンディエラ社長がプレゼンターとなり、9月のフランクフルトショーで話題となったコンセプトモデル「アルファ8Cコンペティツィオーネ」などを披露した。
加えて、ベルトーネがデザインした“156クーペ”(?)こと「アルファGT」や、新型「166」、スポーティなライトチューンを施した「147 TI」など、欧州で販売が始まったモデルを展示した。


「アルファ8Cコンペティツィオーネ」
【スペック】
全長×全幅×全高=4480×1760×1390mm/ホイールベース=2596mm/車重=約1500kg/駆動方式=FR/4.2リッターV8 DOHC32バルブ スーパーチャージャー(400ps/7000rpm、45kgm/4500rpm)
 

■年間1万台を目指す!

カバーで覆われてはいたが、一目でそれとわかるクルマが展示されていたアルファロメオブース。“それ”とはもちろん、フランクフルトに突如あらわれたアルファ久々のFRモデル「アルファ8Cコンペティツィオーネ」である。プレスブリーフィングは、同時通訳レシーバーが足りなくなるほど大勢のプレスで賑わった。

お披露目の前、プレゼンターをつとめるアルファロメオ・ビジネスユニット社のダニエル・バンディエラ社長は、「日本はアルファロメオを愛するファンが多くて嬉しい」と、日本のアルフィスタに敬意を表した。その言葉は、単なるお世辞でもなさそうだ。
1992年、日本に再進出したアルファロメオは、年々シェアを拡大。ヒット作「156」に続き、2001年から日本に導入されたプレミアムハッチ「147」の人気が後押しして、現在は年間6500台を販売するまでに成長した。1992年には20店舗だった正規ディーラーも、82店舗まで増え、販売ネットワークも大きくなっている。


「アルファGT」
欧州で2003年末から販売が予定される、156ベースの2ドアクーペが「アルファGT」。ベルトーネとアルファが共同開発した。
ボディサイズは、全長×全幅×全高=4480×1760×1390mm、ホイールベース2596mm。パワーユニットは156からのスライド採用で、1.8リッターツインスパーク(140ps)、2リッターJTS(165ps)、1.9リッターJTDマルチジェット16V(150ps)の3種類。ハイパフォーマンス版の「GTA」(「アルファGT GTA」って名前?)には、3.2リッターV6(240ps)が積まれる。
 

さらに、バンディエラ氏は、日本におけるアルファロメオブランドの認知度が70%を超えたこと、25%以上がデザイン好感度ナンバー1に選んだことを挙げ、数年以内に年間1万台の販売を目指すと語った。気になったのは、それに続いて語られた「SUVなどのニューモデルを導入」すれば、年間1万5000台の販売も夢ではないという言葉。アルファは、2003年のジュネーブショーに、SUVコンセプト「カーマル」を出品したことをふまえると、あり得る話かもしれない。


「アルファ 147 TI」
アルファのライトチューンモデルがつけるサブネーム「TI」(Touring International)の名が、147シリーズに登場。エアロパーツやローダウンサスペンションなどを装着する、いわば“メーカーチューン”ものだが、GTAよりグッとお安く、スポーティな雰囲気が味わえる。
 

■アルファDNAの結晶「アルファ8Cコンペティツィオーネ」

バンディエラ氏が「アルファDNAの結晶」と称した「アルファ8Cコンペティツィオーネ」は、ブリーフィングを締めくくるかたちで披露された。
カーボンファイバー製ボディのフロントに収まるのは、マゼラーティ製4.2リッターV8。スーパーチャージャーによって過給され、400psのパワーを得た。6段MTとリアディファレンシャルが一体化されたトランスアクスル方式により、後輪を駆動。プロトタイプのデータは、0-100km/hが4.5秒、最高速度は300km/hを超える。2004年4月に市販化へのテストを開始するという。


「プント」
 

■「プント」お化粧直し

フィアットのプレスブリーフィングは、残念ながら行われなかった。展示モデルは、フロントマスクを変更した「プントHLX」と「HGT」、ユニークなミニバン「ムルティプラ」の3車種とちょっと寂しい。

(webCGオオサワ)

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。