【東京モーターショー2003】「解説!笹目二朗:ダイハツ篇」

2003.10.27 自動車ニュース
 

【東京モーターショー2003】「解説!笹目二朗:ダイハツ篇」

自動車ジャーナリストの笹目二朗が「東京モーターショー」の出展車を鋭く斬る「解説!笹目二朗」。ダイハツの659cc、2ストロークのディーゼルエンジンは、メカ的に興味深いうえ、発展の可能性を秘めたユニットという。


【写真上】ダイハツ「ai」(アイ)は、軽自動車規格より750mm短いボディをもつシティコミューター。パワーユニットは659cc直3ガソリン、2ストローク659cc直2直噴ディーゼル、そしてパワーと効率を高次元でバランスさせた659cc直3直噴アトキンソンガソリン、さらにこのアトキンソンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドの4種類が搭載可能という。
【スペック】
全長×全幅×全高=2650×1475×1550mm/ホイールベース=1750mm/車重=570kg/FF/0.66リッター直3SOHCガソリン

【写真下】笹目二朗の注目した、659cc直列2気筒2サイクルディーゼルエンジン「TOPAZ 2CDDI」。スーパーチャージャーとターボの組み合わせにより、低負荷から高負荷まで過給し、54psの最高出力と、13.3kgmの最大トルクを発生するという。排気ポートを、シリンダーに対して両サイドに分割した構造とし、排気効率と耐久性の向上が謳われる。
 

■可能性を秘めた2スト・ディーゼル

「ai」(アイ)というハイブリッド試作車より、659ccの2ストロークディーゼル「TOPAZ 2CDDI」(トパーズ ツーシーディーディーアイ)に興味津々だ。スーパーチャージャーとターボの2段過給により、54psを発生。リッター41kmという燃費もさることながら、特殊なポートで吸気、4バルブ全部を使って排気する、ここに至るメカの変遷も興味深いところだ。3気筒化して排気量を増やすとか、まだまだ発展の可能性を秘めている。トヨタとプジョーの共同開発になるとウワサされる、小型ディーゼル車と対決? なんて日が、いずれ来るのだろうか。

(文=笹目二朗/写真=峰昌宏)

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