【東京モーターショー2003】ダイハツ「スモールカーの未来像を」

2003.10.23 自動車ニュース

【東京モーターショー2003】ダイハツ「スモールカーの未来像を」

トヨタグループの一員、「We do COMPACT」をスローガンに軽自動車をつくるダイハツ工業は、ショーのテーマを「ワンダフルスモール未来系」とし、4つの方向性を示したコンセプトカーを展示。ブース内には、小さく華やかな色のクルマたちが並べられた。

■4つの取り組み

ダイハツ工業の山田隆哉社長は、今回のショーに際し「Fun、Eco、City、Life」、4つのコンセプト掲げたと語る。そしてそれぞれを軽自動車で具現し、スモールカーの未来像を様々な姿で提案したという。

「Eco」代表はコンセプトカー「UFE-II」。2001年の東京モーターショーに出展した「UFE」の進化版で、超軽量ボディにハイブリッドシステムを載せ、リッター60km(!)の超低燃費を実現したという。尻すぼまりのボディは、Cd値0.19という優れた空力特性の持ち主。ガルウイングドアを開けて乗降する。どことなくだが、初代「ストーリア」を思い出させるユーモラスな顔だ。

「City」は、全長を大幅に縮め、後部座席を切ったようなシティーコミューター「ai」で提案。「Fun」を表現するのは、ワイルドなデザインが目を惹くオープン4WD「D-BONE」。「Life」ではクオリティを追求した軽自動車「XL-C」を展示した。

■「Tanto」を主力車種に

山田社長の話す舞台の隣に並ぶのは、2003年11月27日に発売が予定される「Tanto」。イタリア語で「とても広い、たくさん」を表す車名を持つ軽自動車である。ショートノーズ、全長・全幅ともに軽規格ぎりぎりのサイズとし、ビッグキャビンを実現。ほぼ90度に開くドアや、乗り降りしやすい低床設計などで、軽の新しい価値を提案する。
山田社長はこのクルマを「ミラ」「ムーブ」に続くダイハツの主力車種にすると言葉に力を込めた。

ブースでは、トヨタ自動車のFC(Fuel Cell)スタックを搭載したムーブベースの燃料電池車「FCV-K-2」、軽自動車「コペン」に1.3リッターターボエンジンを載せた「コペン・サードスペシャル」、Tantoのリアドアをスライドドアにし、センターピラーレスとした「E3コンセプト」なども姿を見せた。

またエンジンの展示も見逃せない。ツインチャージャー装着の660ccディーゼル直噴エンジンは、次世代軽自動車の心臓部として期待されている。

(webCG 本諏訪)

 
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「UFE-II」
 

	「UFE-II」
	 

「Tanto」
 

	「Tanto」
	 

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