【東京モーターショー2003プレビュー】スバル・B9 SCRAMBLER(ビーナイン・スクランブラー)

2003.10.17 自動車ニュース
 

【東京モーターショー2003プレビュー】スバル・B9 SCRAMBLER(ビーナイン・スクランブラー)

水平対向エンジン、左右対称レイアウト「Symmetrical AWD」などユニークな技術、走りにこだわったクルマづくりで知られるスバルのテーマは「Blue Cocoon」(青い繭)。安全や環境に配慮しつつ、走りを通して感動と歓びを提供したいと意気込む。今回、その願いを現実にするアイディアや技術を盛り込んだ、2台のコンセプトカーを含む7台が展示される。
コンセプトカーは、ハイブリッド技術を使ったスポーツモデルや、都市生活にあわせたコンパクトEVなど。次期「プレオ」と目されるコンパクトカー「R2」が、参考出品車としてお披露目されることもニュースだ。ほかに、WRC参戦マシンや、先に発表された「レガシィ」のクロスカントリーモデル「アウトバック」も展示する。

【スペック】
全長×全幅×全高=4200×1880×1260mm(オープン時)/ホイールベース=2475mm/エンジン=2リッター水平対向4気筒SOHC16バルブ(140ps/5600rpm、19.0kgm/4400rpm)+駆動用モーター=100kW/発電用モーター=50kW
 

■B9 SCRAMBLER(ビーナイン・スクランブラー)

オン&オフロードをシームレスに走る、クロスオーバーコンセプトの2座オープンモデル。車高調整式エアサスペンションを備え、最低地上高を150mm〜200mmの範囲で変更できる。最大の特徴は「SSHEV」(Sequential Series Hybrid Electric Vehicle)と呼ばれる、新開発のハイブリッドシステムだ。
SSHEVは、約80km/hまではモーターで駆動、上り坂などの高負荷時はエンジンがアシストを行い、高速域はエンジン走行に切り替えるという、現在巷で見かけるハイブリッドとはエンジンとモーターの主客が逆である。低回転に強いモーターと、中高回転で効率がよいエンジンの特性を活かし、スポーティな走りを実現しながら、燃費や環境性能を大幅に高めたという。エンジンは、2リッター水平対向4気筒SOHC。トランスミッションや発電&駆動用の各モーター、トランスファーを一直線に配置し、Symmetrical AWDにもこだわった。



 

デザインは、元アルファロメオ・デザインセンター責任者、アンドレアス・ザパティナスの手になるもの。飛行機のエアインテークとウィングをモチーフにしたフロントマスクは、2002年のジュネーブショーに出展されたコンセプトカー「B11S」と同様。前身が航空機メーカーだった富士重工らしい。ボディサイズは、全長×全幅×全高=4200×1880×1260mm(オープン時)、ホイールベースは2475mm。全長は「インプレッサWRX」より215mm短いが、幅は140mm広い。
インテリアは、ウィングをモチーフにダッシュボードをデザイン。イグニッションに連動して、メーターなどが可動する。

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