IRL最終戦テキサス、ド・フェラン優勝、ディクソンに栄冠

2003.10.14 自動車ニュース

IRL最終戦テキサス、ド・フェラン優勝、ディクソンに栄冠

IRLインディカーシリーズの最終(第16)戦の決勝が、2003年10月12日、米テキサス州のテキサス・モーター・スピードウェイ(1.5マイルオーヴァル/約2.4km)を195周して行われた。このレースを最後に引退するジル・ド・フェランが優勝し、有終の美を飾った。

また今回2位のスコット・ディクソンが、自身初のIRLタイトルを獲得した。
3位はダン・ウェルドンが入り、10位に終わったロジャー安川を抜き、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを手中に収めた。

最終戦まで持ち越されたドライバーズタイトル争いは、ディクソンとエリオ・カストロネベスが467点で同点首位、3位トニー・カナーンから5位ド・フェランまで、30点内にいる上位5人に栄冠の可能性が残されていた。

このレースでキャリアに終止符を打つド・フェランが、燃費を抑えた作戦で見事優勝。しかしディクソンには18点届かず、1980年生まれの若きニュージーランド人、ディクソンにタイトルが渡った。CARTからの転向1年目にしてはやくも手に入れたタイトルだった。

一方、CARTで2度チャンピオンを獲得した35歳のド・フェランにとっては、大怪我による欠場やインディアナポリス500優勝、引退の決断など、激動のシーズンとなった。タイトルこそ逃したものの、「最後のレースを優勝したい」という夢を叶え、ヘルメットを脱ぐことになった。

長い間ルーキーナンバー1の座を守っていたロジャー安川は、重要な1戦でトランスミッショントラブルに見舞われ、10位フィニッシュ。惜しくもウェルドンにそのポジションを奪われた。ランキングは12位だった。
高木虎之介は最終戦を7位で終え、ランキング10位。

なお188周目に起きたケニー・ブラックとトーマス・シェクターのクラッシュにより、レースは5周短縮された。3位のシェクターをブラックが抜きにかかろうとし両車は接触、ブラックのマシンは宙を舞い、激しくクラッシュした。ブラックはダラスの病院に運ばれ、重傷と診断されたが、命に別状はないという。

(webCG 有吉)

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強力なトヨタエンジンの後押しもあり、23歳のスコット・ディクソンが、IRL参戦初年度にはやくもタイトルを獲得した(写真=トヨタ自動車)

強力なトヨタエンジンの後押しもあり、23歳のスコット・ディクソンが、IRL参戦初年度にはやくもタイトルを獲得した(写真=トヨタ自動車)

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