サーブ「9-3カブリオレ」発表

2003.10.02 自動車ニュース

サーブ「9-3カブリオレ」発表

日本ゼネラルモーターズは、サーブの新型4座オープン「9-3カブリオレ」を、2003年9月30日に発表した。11月8日にスポーティグレード「エアロ」を発売、12月初旬にはベーシックな「リニア」をリリースする。

■プレミアム・オープントップ・カー

サーブの中核モデル「9-3」は、2002年のフルモデルチェンジで、それまでのハッチバックから4ドアセダンとなって登場。わが国では2003年1月から販売が開始された。
セダンから遅れること約9ヶ月、並行して開発されたというセダンベースの4シーターオープン、サーブいうところの「プレミアム・オープントップ・カー」である「9-3カブリオレ」が発表された。

ラインナップは、2リッター低圧ターボエンジン(175ps/27.0kgm)を搭載する「リニア」と、2リッターターボ(209ps/30.6kgm)の「エアロ」の2車種。トランスミッションは、マニュアルモードを持つ「サーブセントロニック」5段オートマチックを採用した。エアロでは、ステアリングに備わるシフトボタンでも変速できる。

サスペンションはセダン同様、フロントがマクファーソンストラット、リアが4リンクの独立懸架。コーナリング時にステアリングと反対の舵角をリアホイールに与え、アンダーステア解消を図る「サーブReAxs」が備わるのもセダンと同じだ。さらに、自動的にブレーキ圧を高める「MBA(メカニカルブレーキアシスト)」に加え、セダンに備わる各種電子デバイスもすべて取り入れられた。また今回エアロには、セダンより幅広の225/45R17サイズのタイヤが奢られ、より高いハンドリング性能が期待される。

オープン化による剛性補足は、第2の補助的シャシーと呼ばれる「ツインシャシー」や、車両重量の60%を占めるという高張力鋼板、強化されたAピラーやフロントウィンドウ上部の構造などにより行われ、ねじれ剛性は先代比の3倍アップ。もちろん衝突時の安全性能向上にも寄与している。

■20秒でオープン

3層構造のソフトトップは、自動で開閉し、動作を約20秒で完了することができる。さらに走行中でも30km/h以下であれば開閉可能。ソフトトップを閉めたクローズド状態で、トランク内収納ケースが自動的に畳まれ、容量が拡大される機能「カーゴ・セット」を持つのが特徴だ。

オープンボディとなり、安全装備も強化された。
前席には、衝撃の規模など状況に応じて膨張力が調整される「デュアルステージ・フロントエアバッグ」を採用。横転事故時にポップアップするリアロールバーを含む「ダイナケージ・ロールオーバー・プロテクションシステム」や、衝突時の首の負担を軽減する「サーブ・アクティブヘッドレスト」も備わる。その結果、欧州衝突安全試験「ユーロNCAP」で最高評価の5つ星を獲得、セダンと同レベルの基準を満たすことができたという。

装備面では、7スピーカー(エアロは13スピーカー)の6連奏CDチェンジャーや、後方確認用のパーキングアシスト、盗難防止アラーム&イモビライザー、ソフトトップ解放時にマニュアルに切り替わるオートエアコン、前席シートヒーターなどの快適装備を標準搭載する。

価格は、「リニア」が515.0万円、「エアロ」が570.0万円。同エンジンを積むセダンモデルより、それぞれ100.0万円高い設定だ。左右のハンドル位置が選べるが、左ハンドルは受注生産となる。

(webCG 本諏訪)

サーブ:
http://www.saab.co.jp/

webCGリンク
サーブ9-3カブリオレ エアロ2.0T(5AT)【海外試乗記】:
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000013957.html

 
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