「タイヤセーフティドライビングレッスン」に参加(その4)

2003.09.26 自動車ニュース

「タイヤセーフティドライビングレッスン」に参加(その4)

前回に引き続き、ブリヂストン主催の「タイヤセーフティドライビングレッスン」へ参加した模様を報告します。いよいよ最後となる「ウェット路レッスン」に突入。

「タイヤセーフティドライビングレッスン」に参加(その1):
http://www.webcg.net/WEBCG/news/000014094.html
「タイヤセーフティドライビングレッスン」に参加(その2):
http://www.webcg.net/WEBCG/news/000014095.html
「タイヤセーフティドライビングレッスン」に参加(その3):
http://www.webcg.net/WEBCG/news/000014096.html




■ウェット路レッスン

ここでは2種類のレッスンが行われる。一つはハイドロプレーニング現象体験。もう一つはウェット路でのフルブレーキレッスンだ。どちらも新品タイヤ、摩耗タイヤ(5分山)の2種類を試す。

まずはハイドロ体験。インストラクターの運転により、まずは新品タイヤを履くクルマで水深10mmの路面を走り抜ける。速度は約80km/h。通過の際にステアリング操作をしてみると、ここでは切った方向にクルマは進んでいく。しかし次の摩耗タイヤではビックリ。水たまりの手前からタコメーターが妙に振れる。運転していないのに、プールに入ったとたんに浮いているのがわかるぐらい、車体が不安定になるのを感じた。さらにインストラクターは、ステアリングを180度ぐらい切っているのだが、まったく曲がらずクルマは直進。




次は参加者の運転で、ウェット路面のフルブレーキテスト。80km/hになった時点でインストラクターの指示があり、フルブレーキを行う。午前の練習が役に立ち、インストラクターからもお褒めの言葉をいただいた。
2台の走行終了後、制動距離を測定して、摩耗品と新品での差を確認する。結果は、新品タイヤが25.4m、摩耗タイヤが36.9mとなり、11.6mの差が出た。クルマ約2台分は大きい。

5分山のタイヤということは、まだスリップサイン手前。普通に使っていてもおかしくない程度だ。しかしこんなに差が出るとは……。「まだ大丈夫」と思っていても、ウェットではかなり危険かもしれない。




■クロージングミーティング

レッスンをすべて終え、ミーティングルームに戻る。スタッフとインストラクターによる総評のあと、最後に参加者全員に修了証が渡される。

修了証が渡されて、さあお開きかと思いきや、恐怖の発表が!なんと、駐車場に停めてある、参加者のクルマに装着されているタイヤ空気圧を抜き打ちチェック。ワーストとベストのクルマの発表があった。呼び出されてしまった悪い方の人は、さすがにちょっとうつむき加減。注意を受ける。タイヤの空気圧はスタッフが調整してくれたようだ。良い方の人にはステッカーをプレゼント。もちろん「webCGフォーカス」は大丈夫でした。


参加者全員に渡された修了証(左)と、「2Wayゲージキーホルダー」(右)

■これからの「タイヤセーフティドライビングレッスン」

すばらしいと感じたのは運営。スタッフもかなりの人数を動員し、スムーズに進行した。ほとんど時間通りに進んだのは、とても立派。栃木という場所での開催ゆえ、帰りを心配する人も多いだろうから、これは大事なことだと思う。

広報の人に、今後の展開についてお話を伺う。
今年から始まった「タイヤセーフティドライビングレッスン」だが、今後はプログラムの拡充が課題とのこと。テストコースを使うことで、参加費が無料になるという恩恵があるが、逆にプログラムに限界が出てきてしまう。アクセスが良いとは言えない、「プルービンググラウンド」にいつまで人が来てくれるか、というのが悩みの種のようだ。
あと、参加費が無料なのが災いして、直前キャンセルをする人が多くなってしまうのではというのも心配らしい。せっかくの無料イベントなのだから、このような失礼なことはしないように気をつけたい。
今後の開催は、毎年の全国交通安全運動(春、秋)の期間中になるということ。ぜひみなさんも参加してみてください。
(終わり)

(文=webCG本諏訪)

ブリヂストンタイヤセーフティドライビングレッスン:http://www.tiresafety.jp/

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。