メルセデスベンツ「SLRマクラーレン」【フランクフルトショー03】

2003.09.13 自動車ニュース
【フランクフルトショー2003】メルセデスベンツ「SLRマクラーレン」

【フランクフルトショー2003】メルセデスベンツ「SLRマクラーレン」

2003年9月9日のプレスデイで幕をあけた「フランクフルト国際自動車ショー」。各社注目のモデルを、『NAVI』編集部の中村昌弘が現地からリポート。今回は、メルセデスベンツと、F1でパートナーシップを組むマクラーレンが開発したスーパースポーツ「SLRマクラーレン」が登場する。


TOP写真=新旧SLR

【フランクフルトショー2003】メルセデスベンツ「SLRマクラーレン」

■ビッグネーム「SLR」復活

ロングノーズボディにガルウィングをもつ、メルセデスベンツとマクラーレンが開発したスーパースポーツ「SLRマクラーレン」。その名は、ファン・マヌエル・ファンジオやスターリング・モスらがドライブし、1955年のロードレース界を席巻したレースカー「SLR」にちなんでつけられた。

全長×全幅×全高=4656×1908×1261、ホイールベース2700mmのボディは、F1で培われたエアロダイナミクスと安全性を考慮してつくられた、と謳われる。ボディシェルはカーボンファイバー製。長いノーズ部には、衝突時のエネルギーを吸収するというカーボンのメンバーが配される。
アルミ合金のエンジンマウントに載るのは、626ps/6500rpmの最高出力と、79.6kgm/3250〜5000rpmの最大トルクを発生する、スーパーチャージャー付き5439ccV型8気筒エンジン。トランスミッションは、5段ATが組み合わされる。ATは、「コンフォート」「スポーツ」と、ステアリングホイール上のスイッチかシフトレバーでギアチェンジできる「マニュアル」、3種類のモードから選択可能。マニュアルモードはさらに、ステージI=スポーツ、ステージII=スーパースポーツ、ステージIII=レースと、3つのモードにわかれており、レスポンスやシフトスピードが変化する。0-100km/hは3.8秒、最高速度334km/hに達する。




【フランクフルトショー2003】メルセデスベンツ「SLRマクラーレン」

足まわりは、前後ともダブルウィッシュボーン式。強大なパワーを受け止めるブレーキは、フロントが8ポッドキャリパー+370mm、リア4ポッドキャリパー+360mmを搭載。ブレーキディスクは、軽量で長持ち、かつ強力なカーボンセラミックコンポジット製を採用した。メルセデスベンツが誇る電子制御ブレーキ「SBC」(センソトロニックブレーキコントロール)や、それに付随する「SBCストップ」、車両安定性を高めるESPなど、電子デバイスを満載したハイテクカーでもある。

(写真=NAVI中村昌弘)

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