三菱もトヨタ「G-BOOK」採用

2003.09.08 自動車ニュース

三菱もトヨタ「G-BOOK」採用

三菱自動車とトヨタ自動車は、トヨタの情報ネットワークサービス「G-BOOK」を、三菱車ユーザーに提供することで合意したと、2003年9月3日に発表した。2005年頃から、三菱のクルマにG-BOOKが載り始めることになる。

トヨタが開発した「G-BOOK」は、主に自動車に搭載される情報端末を利用したテレマティクス技術。ニュースや天気予報、タウン情報などを得られるほか、自車の位置を表示、仲間とのコミュニケーションを円滑にする機能、また万が一の際に情報センターを経由して救護を要請できるなど、多くの機能を有する。
2002年10月に発売された「WiLLサイファ」に初採用され、現在トヨタ車46車種に対応端末が搭載可能となっている。

三菱自動車は、テレマティクス技術が商品力強化や機能の向上に必要と考え、G-BOOKの採用を検討。今回の合意に至った。

主な合意の内容は以下の通り

1. 三菱自動車は、2005年を目処に三菱車国内モデルに、「G-BOOK」対応端末を搭載し、同サービスをユーザーに提供する。
2. 三菱自動車は独自のG-BOOK会員制度を設け、自社の顧客マネージメントシステムと連携して運用する。
3. トヨタは上記を実現するために必要な、情報通信サービス、インフラ、適用技術を三菱自動車に提供する。

なお、具体的な仕様、条件、時期などについては、両社で今後検討するという。

システム開発、インフラ整備、維持などに多くのコストがかかるテレマティクス。自社で開発、運用しているのは、トヨタのG-BOOKに加え、日産「カーウイングス」(スズキも採用)、ホンダ「インターナビプレミアムクラブ」の3種だ。トヨタ、富士重工業(スバル)、そして三菱が採用に踏み切ったG-BOOKが、他を一歩リードする図式となった。

(webCG 本諏訪)

 
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