IRLケンタッキー、ホーニッシュ/シボレー久々の勝利!

2003.08.18 自動車ニュース

IRLケンタッキー、ホーニッシュ/シボレー久々の勝利!

IRLインディカーシリーズ第12戦決勝が、2003年8月17日、米ケンタッキー州のケンタッキー・スピードウェイ(1.5マイルオーヴァル/約2.4km)を200周して行われた。新世代シボレーエンジンで勢いづく昨年度のチャンピオン、サム・ホーニッシュJr.が、ポールポジションからレースを率い圧勝。シボレーとともに今シーズン初優勝を飾った。

シーズン当初から“ニューカマー”のトヨタ、ホンダにお株を奪われていたシボレーエンジンは、7月の第10戦から、フォード系の名門エンジンビルダー、コスワースの手になるV8ユニット「Gen IV」を投入した。シボレー(GM)、コスワース(フォード)、そしてオーガナイザーのIRLが協調した“アメリカ復活計画”(!?)は、数々の記録を樹立し、はやくも3戦目にして花開いた。

ホーニッシュの記録した平均時速197.897mph(約316.63km/h)は、オープンホイールカーによる世界記録にわずか0.098mph足らなかったものの、今年第10戦ミシガンで記録された180.917mphを抜くIRL史上最速タイム(世界記録は、2002年CARTでジミー・バッサーが樹立)。イエローコーションは過去最少の1回、連続グリーンフラッグラップは最多の146周(同じくレーススタートからのコーションフリー周回数最多記録)と数々のレコードを打ち立てた。
加えて、2回チャンピオンを獲得したホーニッシュは、通算勝利数を9回とし、IRLでもっとも多く優勝したドライバーとなった。

シーズン半ばで突如目覚めたシボレーエンジン。その後塵を拝した、12戦9勝中のトヨタエンジンは、スコット・ディクソンのドライビングで2位フィニッシュ。ホンダ勢ではブライアン・ハータが3位に入った。リードラップでレースを終えたのは、上位3台だけだった。

日本人ドライバーは、ロジャー安川が12位完走、高木虎之介は途中ガス欠をおこし最後尾までダウン、結局18位で終わった。

タイトル争いは、このレース6位のトニー・カナーンが385点でランキングトップを死守。エリオ・カストロネベスは8点差の2位、ディクソンは373点で3位。5位ホーニッシュは308点で追い上げを図る。

次戦は、ペンシルバニア州のショートオーヴァル、ナザレスを舞台に開かれる。決勝は8月24日だ。

(webCG 有吉)

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