独VW、5代目「ゴルフ」を発表!

2003.08.06 自動車ニュース
 

独VW、5代目「ゴルフ」を発表!

独フォルクスワーゲンAGは、5代目となる次期「ゴルフ」の写真、スペックを公表した。実車のお披露目は、2003年9月に開催されるフランクフルトモーターショーとなる。



 

大ヒット作「ビートル」の栄光から脱却し、新しい時代の自動車メーカー像を模索していたフォルクスワーゲンが、「パサート」「シロッコ」に続く新世代VWの第3弾モデルとして世に送ったのが初代「ゴルフ」だった。
デビューは1974年。コンパクトなハッチバックボディ、優れたパッケージングと性能、ジウジアーロが手がけたデザインなどが大衆車市場に受け入れられ、VWの屋台骨を支える主力モデルとして成長。以後30年近くに、2200万台以上が世界中でデリバリーされ、“コンパクトカーのグローバルスタンダード”として認められるまでになった。

モデルチェンジごとに格・質・サイズを上げ、いまやベーシックではなく“プレミアム”の接頭語が付くほどまでになったゴルフが、この秋、6年ぶりにフルモデルチェンジし、第5世代目へと生まれ変わる。

見かけ上の識別点は、大きく変わった顔つきだ。「ツイン・サーキュラーヘッドライト」やその下に配された横長ターンシグナル、切れ上がったボンネット上のキャラクターラインなどが、よりアグレッシヴな印象を与える。このフロントマスクは、ドラッグ低減にも一役買っているという。

プラットフォームは、先頃日本でも発売されたアウディ「A3」と共有。3/5ドアボディのサイズは、全長×全幅×全高=4204(+57)×1759(+24)×1483(+39)と、先代よりさらに大きくなった(カッコ内は先代比)。
もちろん室内・荷室とも拡大。特に後席スペースは、レッグルーム+65mm、ヘッドルーム後部が+24mmそれぞれ増えた。荷室容量は347リッターという。

特筆すべきはボディ剛性で、80%(!)もの向上に成功した、と資料には謳われる。

豊富なエンジンラインナップは、当面、A3で投入済みであるジマンの直噴「FSI」を含む4種類を用意。ガソリンが2種類(75psと、115psの直噴)、ディーゼルが2種類(105ps、140ps)だ。すべて欧州排ガス基準「EURO4」に適応する。また今後は、FSIを2種類、ディーゼルを1種類、そしてハイパワーユニットを1種類追加する予定という。
トランスミッションは、6段MT&AT、そして2ペダル6段MT「DSG」(ダイレクト・シフト・ギアボックス)だ。

サスペンションは、前マクファーソンストラット、後は新たにマルチリンクを採用。快適かつスポーティ、双方の乗り味の両立を図ったとされる。
安全面では、前輪と後輪へのブレーキ配分を常に最適化する「ESP(エレクトロニック・スタビリゼーション・プログラム)」やブレーキアシストなどで安定性を確保しつつ、6エアバッグやフロント・アクティブ・ヘッドレスト、全席3点式シートベルトなどで万一の場面に備える。

(webCG 本諏訪)

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