メルセデスの燃料電池バス、マドリッドに納入

2003.08.04 自動車ニュース

メルセデスの燃料電池バス、マドリッドに納入

ダイムラークライスラーは、同社の燃料電池バス第1号車を、スペイン・マドリッド市交通局に納入した。燃料電池バスを路線バスとして運営するのは世界初という。

今回の燃料電池バスの営業路線投入は、EU(欧州連合)内の欧州委員会におけるプロジェクトの一環となる試験運転で、今後さらにヨーロッパ10都市に各3台、計30台が納入される予定という。マドリッド市に納車されたバスは、その最初の1台だ。

2年にわたって行われる試験では、燃料電池車そのものの性能をはじめ、燃料供給インフラ、一般利用者に受け入れられるかどうかなどがチェックされる。

マドリッド市の路線バスとして納車されたのは、燃料電池バス、メルセデスベンツ「シターロ」。定員約70名、航続距離約200km、最高速度は80km/hという。燃料電池ユニットと圧縮水素タンクをルーフ上に設置、電動モーターとトランスミッションは後部に置き、乗降しやすい低床化がなされている。

排ガスを出さず、運転音も静かな燃料電池バスは、都市交通に適しているというが、コスト削減や信頼性の確保など、課題は多い。

(webCG 本諏訪)

ダイムラークライスラー日本:
http://www.daimlerchrysler.co.jp/

 
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